WiLから田口香織さん加入
知る人ぞ知る!というか、関係性は長いので、下記のようにダラダラと書いていきたいと思います。
代表の沢登と私が会ったのが、経産省が主催している”始動”の同期だったのは余りにも有名ですが。「え?」そんな事知らないですよね(笑)そのキッカケを作ってくれた田口さん(Kaoriさん)が1月から加入してくれる事になりました。パチパチパチ。
経済産業省”始動”とは?
脈々と受け継がれていて、私は3期生でシリコンバレー派遣メンバーにも選出頂きました。さて、話はもう少し遡りまして、実は前職の頃から、知り合いだったわけです。※現在は7期生が終了したところ。
前職は、フォースバレー・コンシェルジュという会社で、外国人留学生の就職支援をしていたのですが、その時に、各大学で留学生向けの就職支援セミナーを実施していました。
その時に、東北大学で特任准教授をされていたのが、Kaoriさんでした。当時は、東北大学まで行き「田口先生、お願いします!」と毎回頭を下げていました。
私が、サラリーマンを辞め、起業を目指したときに、田口先生が「起業を目指すなら、始動に応募せよ!」と連絡が来て、お世話になっていた先生だったので、「では、応募します!」と2つ返事で、応募したのを今でも覚えています。
↓詳細を見てみよう(2017年4月27日のやりとり)
4月27日→6月9日 締め切り間際にようやく資料完成。
という事で、4月27日→6月9日→7月3日 合格連絡が来る。
これで、無事に”始動”という、一般ピープルから、何かに選ばれた人になりました。ただの無職に近かったので、経産省の起業家育成プログラムに選ばれたんだと、ちょっと調子に乗りました。
Kaoriさんが居たから、今のコネクテッドロボティクスがある。
この私が会社を辞めたタイミングと、Kaoriさんが大学教授を辞めてWiLに入ったタイミングが重なっていなかったら、私は始動に応募していなかったし、代表の沢登にも会っていませんでした。ですので、今のコネクテッドロボティクスがあるのは、Kaoriさんのおかげなのです。
彼女に会っていなかったら、私は今のCRに居ないですし、たこ焼きロボット店の店長をやる運命にもなかったわけです。
人生というのは、偶然の上に成り立っているなーと感じると共に、その偶然を一つずつ積み上げてきたのだと感じる次第です。
ここからは、入社日にインタビューしてみたシリーズの2日目で、Kaoriさんに転職理由や、CRについてどんな印象があるのか聞いてみました。
1.なぜ転職しようと考えられたんですか?
ある種の目的達成が出来ました。
始動も、入社当時に期待されていたことが5年経過して仕組み化されて、ある程度の型ができてきたんじゃないかと思いました。
プログラムの構成やご協力いただける方々のネットワークはもちろん、参加者の縦の繋がり、横の繋がりで自主的な勉強会やコミュニティーもできつつある。事務局が必死で募集活動を行わなくてもアルムナイが説明会を積極的に開催してくれます。それも含めて良い形になってきたなというのが一つあります。
それに加えて、オンライン化されたことがきっかけで、イノベーションに必須である参加者のダイバーシティも高まったし、地方での小さなコミュニティも出来てきた。他の人材育成プログラムや、アクセラレーターは属性も単一的だったり中央集権的だけど、始動は多様な背景を持つ参加者が主体的に動いてくれるコミュニティーになったなと感じています。
コロナがいつまで続くか分からない中で、そろそろ新しいメンバーで、新しい形の始動を作っていくフェーズなのかなと思いました。
背伸びをしなければ出来ない仕事をやり続けたい
今まで4年~6年で転職をし続けていて、簡単じゃないけど、やる意義がある仕事を選択してきました。気持ちがフッと動いたもの、やったことがない、背伸びをしなければならないことをやり続けたいと思っていました。
佐藤さんから話をされて、そもそもミッション、ビジョンにも共感するところがあったし、実際に沢登さんと話をしてみて、始動の時のミッション、ビジョンから進化しているなという印象を受けました。より大きなことにチャレンジされようとうしていることを感じて、この課題感や、チャレンジしたい事とか、そこに協力できたらいいなと思いました。
Taiki:ビジョンは当時なかったですよ(笑) 2018年1月の経営合宿1回目にTezさんと二人で作ったんです。
Kaori:「たこ焼きタイキ」と言っていた人が、面白いロボット作っているなというのが当時の印象です。今は、ミッションやビジョンもあって進化し続けてるの凄いじゃないですか。
アルムナイの成長も見続けていて、たこ焼きだけじゃなくて、それ以外の調理ロボットを作っているのもメディアを通じて見ていました。そういう風に発展しているというのも嬉しかったです。
「人の可能性を最大化する」がライフミッション。
元々「人の可能性を最大化する」というのが私の人生のライフミッションなのです。食に関わる労働から、シフトさせるというのもありだなと感じました。可能性がめっちゃある会社だからこそ、引き上げる手伝いが出来たらいいなと思いました。
また、始動同期の岩内さんや板野さんなどの巻き込みも凄かったし、Taikiさんなんて、最初アグリテックやろうとしていたのに、CRに組み込まれてるし、何なんだろう?この「沢登さんの吸引力は」と思っていました。
2.CRではどのような事を実現したいですか?
HRやPRを担当させて頂く事になると思います。
どちらも、CRの“良さ”をきちんと伝えていくことが仕事です。社内も社外にもです。始動と同じように仲間を作っていくことが最終的なミッションだと思っています。会社全体が一枚岩になって事業を作っていくことがミッションなんでしょうね。
そのための人を採用したいし、人を育てていくという事を大事にしていきたい。
Taiki:年齢とかあんまり関係ない組織ですよね。
ダイバーシティの大切さ。フラット、専門性、年齢じゃない。リスペクトし合えるか。
この会社の特徴ってのを改めて考えた時に、ダイバーシティの大切さというか、フラットの大切さとか、それぞれが強い専門性を持っているとか、だから、リスペクトが出来る。年齢の問題じゃない。COO候補で入ってきた村井さんは28才だし、昨日紹介された人事責任者の村上さんは48才で20才も違うけど、年齢による差は無いように感じています。
3.CRってどんな会社ですか?
この会社の特徴は5つあります。
MVVに共感している人が多い
グローバルで戦う準備が最初から整っている
失敗から学ぶ
学び続けようという意識
二人の地に足についた着実さ
1.MVVに共感した。
そのままですが、ミッション・ビジョン・バリューに共感しましたし、共感している社員が多いことです。
2.グローバルで戦う準備が最初から整っている。
多様性に伴う、コンフリクトも起こるが、対処法が分かっているように感じています。それが分かっている組織は、海外に出ていったときに戦えると思っています。グローバルで戦う事が最初から想定された組織になっているのは凄いなと感じました。全社会議は英語で行われたり、8カ国のメンバーが居ますよね。
3.失敗から学ぶ。
WiLの伊佐山さんが「最近、失敗してますか?」って始動の時によく投げかけますが、失敗した経験から常に学んでいるし、技術面でもビジネス面でも沢山積み上げているというのが凄い。関わってからも、組織が変わったり、机のレイアウト変更したり、「変化に対応できる人でいてね」というメッセージを感じています。そのカルチャーをすごく実感しています。
4.学び続けようという意識を感じます。
本を読むもそうですが、人から学ぼうとする姿勢が凄いです。厨房設計の事だったり、飲食業界の事だったり、食品工場だったり、それぞれの業界の専門家にしっかりと話しを聞きに行ったり、教えを請うたり、とにかく学ぼうという意識を感じています。
テクノロジーが進化していくだけではなく、学び続けるのがこの会社の価値だと思っています。
5.二人の地に足についた、着実さ
10億円資金調達しても、調子に乗る事が無い。
大学内のオフィスに今もずっと居ますし、もちろんメリットがあるんだと思います。10億も調達していたら六本木や大手町にオフィスありますとかなりがちですよね。それに、このあたりに社員が住んでいたり、ワークライフバランス出来ていたり、長期的に事業にコミットしているように感じます。
先日、歓迎会に参加させてもらった時に誰かが、「二人が自転車で帰っていった」のを見て、タクシーとかじゃなくて、自転車で帰っていく二人って良いよねって話していました。
事業に良い影響を与えないものにお金をかけないというか、本質的に何にお金をかけるべきかとか、何に時間をかけるべきか考えているように感じます。
メディアに注目されているのに、メディアに大口叩くわけでもないし。Tezさんらしいのが沢山あって、協力者を引き寄せるんだと思います。
4.せっかくなので簡単にキャリアについて教えてください。
新卒で日経就職ナビなどを運営していたディスコという会社に入って、クリエイティブディレクターをやっていました。新卒採用のパンフレット作ったりとか、次にベネッセに転職して、進研ゼミのマーケティングと大学事業部の立ち上げに携わりました。事業改革プロジェクトなど様々なプロジェクトに携わらせて頂きました。横断的に物事を考える良いきっかけになりました。その後、新卒で入ったディスコに戻りました。そこで経産省と文科省のアジア人材資金構想というプロジェクトで留学生の就職支援のプロジェクトを立ち上げました。東日本大震災があったことをきっかけに東北大学の特任准教授になりました。産学連携、地域連携、学生のキャリア教育。その後、ベンチャーキャピタルのWiLに入社し、エンパワーメントの部署に配属となり、始動の事務局を5年やっていました。
5.最後に、始動のアルムナイに一言
やっと、チャレンジしている始動アルムナイの仲間に入れます
皆さんに刺激を受けて、自分も成長してきたつもりでした。でも違った。
「何か挑戦してますかと」と皆さんに投げかけていたし、挑戦したつもりになっていたけれど、じゃぁ実際何かやっているかというと、事務局にいるだけで、全然リスクをとっていなかった。これからちゃんとチャレンジしたいと思ってます。
ぜひ、皆さんのようなチャレンジしている人の仲間に入れてください。これでやっとアルムナイの仲間に入れます。
これから始動の中で最も成功した会社(社会にインパクトを与えて、尊敬される会社に)にしたいです。
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