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リピートのお客様の大切さ(前編)

今日はリピートのお話を。
ここでは店舗側からの視点での話になりますが
個人的には接客業・サービス業は、お客様の視点が持てていないと店舗として成立しないと思っているので一般の方からの感想などもお聞きしてみたいので、読んだ感想やご意見などコメントいただけると嬉しいです。


新規オープン時はリピート0

当たり前の話からにはなりますが
新しくお店をオープンすると言うことは
お客様は0人からのスタートです。

で、前回の2月の売り上げ公開の中で
来客数は160人でした。と報告させてもらったのですが
その内訳は新規顧客数は142人・再来店顧客数が18人でした。

たった今さっき「新規オープン時はリピート0」って言ったのに
再来店のお客様が18人???って話ですよね。
実はこれ、今までの記事をちゃんと読んでくださった方には簡単な話で
オープン日が1月25日で1月も稼働日があって
1月のお客様からの再来店の方が18人ということになります。

ここにも書いている通り
1月の来店者数は68人で全て初めてのご来店のお客様でした。
まつ毛パーマとアイブロウのお店なので、
来店周期は1ヶ月〜2ヶ月に1回くらいになります。
(メニューによります)

本店の立ち上げ時は?

ここで岡山市に2019年5月にオープンしたお店の1年間の売上と来店者数の推移も載せておきます。

岡山市本店のオープンから1年間の推移
(売上と来店人数)

約5年前の数字になりますが5月26日にオープンなので
倉敷の店舗(1月25日オープン)と同じような日取りでのスタートでした。

この1年間のお客様数を見ると1年間で538人の来店者数でした。
そのうちリピート人数228人で
1年間で新規顧客として来店いただいた人数は310人でした。

ここからわかるのは年間で310人の新しいお客様に接客させていただいたけど
再来店で来てくださったお客様は228人だったということです。
これが多いのか少ないのかは経営の考え方などによっても違うと思いますが
私は大きく機会損失をしていると考えます。
年間での数字で話したのでリピート(再来店)率と安易には言えないのですが
わかりやすく言えば
『初めて来たお客様の半分も2回目に来ていただけていないお店』
ということですから…

とは言え、本店も今となっては再来店のお客様が86%のお店(2023年3月〜2024年2月)です。
さらに言えば、だから2店舗目を出店したとも言えます。

オープンから売上を伸ばしていく考え方

最初にお話した通り、最初は初めてのお客様だけからのスタートになり、再来店をしていただける方がどれくらいいるかで売上は増えていきます。

今回、1月に68人、2月に142人(再来店18人)の人が初めて来てくれました。
2ヶ月で合わせて210人の人が来てくれました。
この内、何人が再来店してくれるか。ここが重要なポイントになってきます。
今は新規集客については一切触れていません。(機会があればまた書きます)
どう新規集客するかは、別の話として、事実210人の人が来ました。
この210人中何人がもう一度来てくれたら商売として良いですか?
シンプルにこういう話ですよね。
答えは?

答えは「全員」ではないでしょうか。
ここで、「80%」とか「半分は…」とか言っていたらいけません。
ただ、現実は全員(=100%)ということは、なかなか有り得ない話なので、一旦全員が再来店してくれる接客を行なっていくと良いと思います。
すると、何%の人が再来店をしてくれたかが結果として必ず出ます。必ずです。
ここがポイントで、再来店が何人だったかという結果は必ず出るので、その結果を元にその割合を上げていくことが一番大切なことになります。

ちなみに、岡山市で5年間やっているアイサロンで年間来店者数の86%の人が再来店で来ている方だという事実もあるので、こういった数字は参考値としては良いと思います。

最初は0%のリピート率が何%まで上がってくるのか楽しみです☆

今回のタイトル「リピートのお客様の大切さ」なんですが、リピートのお客様がなぜ大切か、そしてリピートのお客様が社員にもたらす良い影響などを書く前にかなり長文になったので、急遽ここで前後編に分けることにしました(笑)
次回、後半をお楽しみに!

今日は長文で数字が多い回になりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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