11月30日の夜、母が入院。 急性期を脱したことで、1月18日には療養型病院へ転院。 コロナ禍で、顔を見ることすらできない日々が続いている。 それ以来、私は独りで生活するようになり、テレビを見る時間が大幅に減った。 その代わりに、好きなジャンルの音楽(クラシックのピアノ曲)や、ラジオを聴いている。 先日、ラジオ番組で或るピアニストがゲスト出演していた。 世界的コンクールで入賞を果たしてから数年後に突然結婚し、3人の子供を儲けたという。うち2人は年子というから驚きだ。 子供
安藤和津さんの介護とうつ 深夜に「楽になるよ」と庭の木が呼んだ | なかまぁる 気候も関係してか、私も時折そういう精神状態になるときもある。 ただ、平日の日中は仕事をしているんで、介護のことを考えない時間はある程度確保されているし、本格的な介護うつにはならずに済んでいるかも。 この人の場合「表向き明るく振る舞いすぎたこと、そして周囲にうつであることを告白していなかったこと」が良くなかったそうだけど、私の場合は意識して明るく振る舞うなんて器用な真似はできないのでそれはないか
昨春のコロナ禍の中でようやく見つけた仕事が年内で終了してしまい、現在は求職中。日中は自宅で過ごす日々が続いている。 ここ数日、いろいろと心の動きがあったので、日記がてらまとめておきたい。 土曜日(1月23日)と日曜日(1月24日)は、いつもの週末どおり母をデイサービスには預けず、一緒に過ごす。 母と自宅で過ごすうえで大きな問題となるのが、排泄の介助。 2日続けてお休みがあれば、うち1日はすることになる。 土曜日の夜、寝る前に意を決してトイレに誘導したところ、苦戦しながらも無
6月下旬から続けてきた仕事が、今日25日(金)で最終日を迎える。 おかげ様で現場からは惜しむ声を頂くが、上層部の考えで期間延長が行われないことになったので、仕方がない。 もう最後ということで、巡回している3つの現場それぞれでいろんな仕事を頼まれてしまい、今週はそれらに忙殺される日々が続いている。 世間はクリスマスイヴだと騒いでいるが、私には関係ない。 不本意にも現場を去らなければならない寂しさに加え、目下の仕事の忙しさ、次の仕事を決めなければならないプレッシャー、そして母の
日曜日の夜、母を『十二月大歌舞伎』に連れて行った。 今回チケットを購入した第四部は、近松門左衛門作 『日本振袖始 大蛇退治』。坂東玉三郎や尾上菊之助が出演する、公演時間1時間弱の演目。 「母の体力を考えると、このくらいの長さがちょうどいいかな……」という目論見があったのと、「坂東玉三郎なら安心して観られるな」という考えから、某チケットサイトで1,000円引きのチケットを購入。 なるべく長い睡眠をとらせ、外出直前まで家で休ませ、いざ夕方に家を出たものの、寒さもあってか母は最
10年間にわたって母の認知症を診てきてくださった先生が、遠方への転勤に伴いクリニックを去ることに。この土曜日(12月5日)に、最後の診察へ行ってきた。 私は当初、母を別の病院にかからせていたが、担当医(若めの女性)のやけに高圧的な態度に介護者として徐々に嫌気がさすようになった。その年の暮れ、母は突然気を失って倒れ年末年始を病院のベッドで過ごす羽目になったのだが、それをきっかけに「もっと家から近い病院に通わせたいから」という口実で別の病院へ転院させた。その際に出会ったのが、今
はじめまして、Satoshi Ogawaと申します。 今日から6月。 月替わりということで、約10年続いている親の介護の記録をこれからここに書き綴っていこうと思います。 まずは、簡単な自己紹介から。50歳男性、都内在住、一人っ子、独身。 仕事は一応フリーライターですが、開店休業状態です。 父は十数年前に他界して、母と二人暮らし。 その母がアルツハイマー型認知症を発症して、およそ10年になります。現在、要介護5。 平日の日中はデイサービスに預け、それ以外の時間は自宅で一緒