The Darjeeling Re:Start|vol.143
ザ・ダージリンが再始動しました
ザ・ダージリンは
2020年にセカンドアルバム「Te」をリリース
その後コロナ禍で活動ができませんでしたが
2022年夏からライブ活動とレコーディングを
再開いたします
まずはライブに向けて
ファーストリハーサルでした
ダージリンはいつも大分市内の
リハーサルスタジオを借りています
RIZ-LABEL studio(スタジオリズ)です
ここはコンテナ2台を改造して
建てられたスタジオ
広くて安くて快適です
都会では電車で汗だくになりながら
狭い汚いスタジオを1時間何千円も
出して借りなければなりませんが
そこは田舎ならではの1時間1800円
大分でバンド活動をしている者の
特権ですね
今の時代
おじさんから見れば
好きな時に好きなだけ
音楽活動ができる環境は
地方に良さがあると考えます
コロナになってミュージシャンは
職業としては喰っていけません
ひと昔ミュージシャン目指して上京するのが
セオリーでしたが
売れないミュージシャンは
生活のためにバイトに時間を取られ
音楽活動どころではなく働かなければなりません
上手で運がいい人は
サポートミュージシャンになる人もいます
ライブなどでバックで弾く人です
1ステージ3万円程度の稼ぎで
いい暮らしはできません
それも若いうちだけ
コロナ禍でライブやイベントも激減し
仕事もなくなりました
バイトばかりしているので
なんのために上京したのか
そのうちわからなくなります
The Modsの曲に「TWO PUNKS」
という曲があります
若い頃この世界観に憧れ
都会で時間を使いました
たしかに一度都会に出てみないと
わからないことも多くあります
ミュージシャンになりたい若者は
何を目指すのでしょうか
売れたいから……
チヤホヤされたいから……
金を稼ぎたいから…….
私の場合10代のころはそうでした
この世界観は不思議と今も変わりません
自分自身の今の行き先は
本当に自分達に似合っているのか
そんなロックな思いは昔と同じです
まだまだ未知への到達を今日も思い描いて
昔と同じく音楽を創ります
ダージリンはそんなジジィたちに
引かれたレールであり
急ぐ必要のない列車なんです
50オーバーのどこにもない価値観を持つ
ザ・ダージリンに今後もご期待ください