着々と全身
今月から長野と東京のデュアルライフが始まりました。今のところは半々の割合ですが、徐々に長野の時間を増やしていき、今年の7月からは長野:東京=8:2くらいにしたいなと思っています。
倒産した会社から昨年10月に買収した駒ヶ根工場(長野県駒ヶ根市)も、もともとその会社で勤務していたスタッフたちを全員再雇用して、12月から稼働が始まっています。さすが化粧品工場でモノづくりをしていたメンバーたちです、きちんと仕事をしてくれて安心できます。
そしてこの駒ヶ根市でいよいよ今週から新会社がスタートです。
新しい事業スタイルの製造業を始めたいと思っていて、以前のブログに書いた件です。
*一部抜粋
今年の3月1日に新しい製造会社(OEM会社)を設立します。
サティス製薬は今までとおり植物を用いて化粧品で皮膚を綺麗にする、そしてその影響範囲(当社技術と生活者のタッチポイント)が効率よく最大化するためにOEMビジネスを行なっていきます。
そして、サティス製薬も例外なく他社と同じで「モノを生産して稼ぐ」スタイルの製造会社です。一方で、化粧品業界の消費量を超えた生産と供給に環境課題を個人的にずっと感じていまして。
なので、新会社では「モノを生産しないで稼ぐ」製造事業を目指します。
商業施設の丸井が「売らない店」というビジョンを示しました。
丸井によると、「国内における衣料品は消費量が伸びていないのに供給量(輸入+国内生産量)ばかりが増えてきた結果、2017年には供給量の半分が廃棄されていることがわかった」とのこと。フードロスならぬウェアロスに向き合う会社になろう、という姿勢です。
化粧品も同様の過剰供給な課題がありますので、OEM会社として先んじて環境問題に向き合う姿勢をとりたいなと思い、とはいえ既存の事業会社(サティス製薬とか)では取り組めない変革なので、新会社でやろうと準備してきました。
その新会社の社名は『日本ビューテック』。
日本発のビューティテック企業として、美容と表裏一体で存在する『社会課題』の解消にリーダーシップをとっていく、そんな役割を果たしていきます。そんな日本ビューテックの本社工場を、新たにここ駒ヶ根市に作りますが、そのプランも固まってきて着々と前進しています。
世のために頑張ります!