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131、価値提供の重要性

こんにちは。

今日は人生で初めての救急車に搬送される体験をしました。

自転車に乗っていた時に、一時停止をしなかった車と自分の自転車の前輪が当たるようになりそのまま倒れて両手と両膝をつくような形になり、もともと痛めていた腰をさらに痛めてその場で動けなくなってしまったのです。

搬送先の病院での対応を通じて学びがあったので、今日はそれを記事にしてみます。

救急車で搬送され、そこで医者の診察を受けることになりましたが、その対応に驚かされました。まず、医者の方の声が聞こえづらい。。。プラスチック生地のカーテンで遮られている中での問診だったので、声が全然聞こえないのです。
「すみません、声が聞こえないんですが、、」と伝えると、先生は不機嫌そうな感じに。。
CTを取りに別室に移動して写真を撮影し、元の病室に戻ると、先ほどの先生の服装が医療用のパンツからデニムに変わっていました。
予測するに、当直明けで、もう帰宅する時間だったのでしょう。

自分は医者でもないし、当直も経験したことないので、その大変さは存じ上げません。想像するに、長時間の勤務や、夜通しで仕事をすることは決して簡単なことではないと思います。

ただ、言葉の端々に疲れが滲み、「多分腰の打撲なので、痛み止めだけ出しておきますね」とだけ言い、親身に話を聞く姿勢を見せてくれなかったことは非常に残念に感じました。もちろん、適切な処置だったのかもしれませんが、不安と疑問が残る診察となりました。

ちなみに、会計をするための待合室で待っていると、問診してくれた先生が私服に着替えて出ていかれたので、やはり早く帰りたかったのでしょう。
(もしかしたら何か事情があったのかもしれません)

この経験を通して学んだことは、「一人ひとりに向き合うことの大切さ」でした。

この学びは、自分の仕事にも深く通じるものを感じました。
医者であっても、経営者であっても、営業職であっても、人と向き合う職業において「心のこもった対応」がどれほど重要かを改めて感じる時間となりました。

医療業界では、緊急性が高い現場だからこそ、迅速な対応が求められるのだと思います。ただ、自分が患者として求めていたことは、「迅速な治療」と、「適切な処置であるという安心感」の2つでした。
これを営業に置き換えてみると、扱っているサービスや商品がどれだけ良いものだとしても、営業担当が雑な対応や形式的な受け答えをされたと感じ、信頼感を得ることができなかった場合、関係が崩れ、商談を成立させることは難しくなると思います。

自分も過去に、営業で新しい顧客と接する際に、効率を重視するあまり形式的な対応に陥ってしまったことなども経験してきました。
そんな時に一人の経営者の方から伝えてもらった言葉を今も大事にしています。それは

「一期一会を大事にすること」

相手が求めている価値は何なのか、その価値を自分は提供できているのか?ここが非常に重要だと教わりました。
営業担当として、サービスが良い、モノが良いだけでなく、「この営業の人はまさに自分が欲しいと思っていることを提供してくれている人だな」という信頼が、仕事の成功につながるということなのです。

このように考えると、私たちはどの業界にいても、相手との関係を築くために真摯な対応が求められているんだと思います。
目の前の人としっかり向き合う姿勢は、どんなに小さな場面でも大切です。特に「量」にこだわっている時こそ、その「量」に比例して1つ1つを丁寧に、一期一会を大切にしていくこと。
それが結果として、信頼や長期的なつながりを生み出し、価値ある仕事に繋がっていくんだと思います。

今回の先生のように、提供している治療は良いものだったのかもしれないけど、「あなたにとってベストな提案ですよ」という寄り添った感じがなかったので、結果としてこの病院を使うことはなるべくしたくないなと感情的に思っている自分がいます。

この経験を自分の仕事にも活かして、「あなたにとってベストの提案です」と自信を持って伝えられるところまで相手のことを理解するよう努力して、喜んでもらう仕事をします。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
(ちなみに、今は歩くこともキツイくらい腰が痛いので、安静にします笑)

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