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X(旧Twitter)を通じたMujin認知獲得〜ファンを増やしていく活動

Mujinで採用担当をしている福島です。Communeの中島さん(@kazuki_nakajima )が運営するHR ShareでAdvent Calendarの最終日の記事を担当させていただくことになりました。

2023-2024年では採用活動の延長として、X(旧Twitter)を通じたMujinの認知拡大〜ファンを増やしていく活動に取り組んできました。X運用、コミュニティ形成、リアルイベント連動という観点で取り組みの兆しが見つかり、フォロワー2000名以上、採用活動にもつながったため一連の取り組みを共有していきます!Xを通じた活動発信~認知拡大〜ファン作りに取り組んでいきたいという方にとって、本記事が今後の活動の参考になると幸いです。


自己紹介

2023年にMujinで採用を担当している福島(@Satof_Mujin)です。2023年は シリーズCラウンド前後での管理部門・事業サイドの採用を、2024年は垂直的な事業拡大を加速するための戦略子会社Mujin Japan(設立のリリースはこちらから)の採用全般を担当してきました。

スタートのきっかけ~2023年の駆け出し

Mujinでは個人でのSNSでの発信は自由に許されていたこともあり、2023年5月にXでの発信をスタートしました。人事担当者としてSNS発信に至った背景として、産業用ロボット、マテハンのようなBtoBの事業はBtoCに比べて一般認知の獲得に壁があり、、現職の事業・取り組みを少しずつでも発信できればと思った次第です。

まずはロボット界隈、設備界隈の方と繋がっていきたいという思いから、ロボットやベンチャー関連の皆さんのアカウントを積極的にフォローしていきました。また並行して、当社のニュースリリースやインタビュー記事を出した際にはシェアしていきました。

2023年は、注目されることもなく炎上することもなく終わりました。。。一番注目された記事は、同僚が投稿したランチビュッフェのうなぎでした(改めて見ても絵力はあります。)

2023年はXで注目いただくのはなかなか難しかった一方で、リアクションをいただける投稿とそうでない投稿の傾向も見えてきました。

兆し①:ロボコンコミュニティーとの絡み

Mujinの事業に関連するロボットや自動化の投稿をしていたところ、私のタイムラインにはロボットや自動化・設備の投稿がよく流れてくるようになりました。そんな中、2024年の4〜5月にNHKロボコンの二次審査の投稿が数多く流れてきたことが取り組みのターニングポイントになりました。

盛り上がる投稿を見て、取り組む領域違えど、同じロボット界隈のため応援したいという気持ちが芽生えてきました! ふと疑問に思った内容を投稿したところ、ロボコン現役生・OBOG界隈の皆さんに注目いただきました。

本投稿は初めて1万インプレッションを超え、取り組みの兆しを感じました。学びとして、熱量の高い活動に関する問いを投げかけることで、ロボコンOBOGだけでなく製造業で勤める方からも、ロボコンのような熱量の高い活動に注目いただけるという点です。月並みの学びかもしれませんが、自身の投稿を通じて実感を持ってこの学びを得られた点は貴重でした。

学生ロボコンの活動を応援していきたいという気持ちもより強くなり、その後もロボコン関連の投稿をしていくこととなりました。今回のロボコンのように「製造業ベンチャー」、「ディープテック」、「グローバル」という近い領域で挑戦されている方はたくさんいらっしゃいます。その方達のXの投稿に共通項を見つけることができた場合、他の方の取り組みを積極的にシェアしていき、より多くの方と繋がっていくことができました。

兆し②:展示会起点のリアルとオンラインの連動

Mujinでは、2024年上期に岡崎事業所の立ち上げを正式にリリースしました。岡崎事業所の認知獲得と採用強化のため、愛知県に関する投稿に力を入れていたところ、少しずつ愛知県の製造業の皆さんから注目いただくようになりました。その結果、拠点立ち上げメンバーの採用にあたり、愛知就職希望者向けの説明会には約20名の方に参加いただきました。

そんな中、愛知県で開催された展示会が、「ロボットテクノロジージャパン」です。

展示会が開催されると、Xで展示会のデモ動画を取り上げていただくことがたまにあるのですが、今回、Mujinを応援いただけるインフルエンサーの投稿を発見することができました。

自動化・設備に関心がある方への拡散を願い、本記事をシェアしていきました。設備界隈には、「PLC制御VSソフト制御※両立も含め」という長年の論点があり、複数の方が引用リツイートいただいたおかげで、展示ブースだけでなくXも盛り上がってきました。その余波もあり、展示会のデモ動画の投稿にも少しずつ関心を寄せてもらえるようになりました。

本展示会では、Xで絡んだ一部の方とも展示会のブースにてリアルで交流することもできました。Xで相互に「いいね」するオンラインの関係からロボット実機を見ながら具体的な話ができるオフライン(展示会)の関係に発展できたことは大きな前進でした。この取り組みを機に、Mujinのキャリアに興味を持っていただいた学生さんや社会人の方とカジュアル面談やオフィスツアーの機会を作ることもでき、採用観点でも大きな兆しとなりました。

本展示会から学んだこととして、「リアルにつながるXの投稿」×「Xの皆さんと掛け合い」を通じて、ディープテックの取り組みはより多くの方に認知〜注目いただけるという点でした。リアルイベントは五感から来る臨場感、没入感は高い一方で、現地訪問という物理的制約のため熱量はその外には伝播しづらいです。リアルでの投稿をシェアすることで、オンラインにいる方にも、物理的な制約を超えて、熱量・臨場感を伝播していけると思いました。

兆し③:国際物流展の事前案内と当日

ここまでの取り組みから見えた兆しとして
①熱量の高い活動への問いと応援の言葉を投げかけることで、その活動はコミュニティー内外から注目いただける
②展示会のようなリアルのイベントとXでの投稿を絡めた動きをすることで、より高い相乗効果を引き出せる
そんな仮説の下、このような投稿をしたところ、非常に高い関心を寄せていただきました。

かなり多くの方にシェアいただき、4.5万インプレッション(表示数)、76シェア、35ブックマークと高い関心を寄せていただきました。シェアいただいた皆様ありがとうございました!!

本投稿を通じて、展示会の当日ではロボコン現役生、OBOGの方、Xの投稿で興味を持っていただいた方に、オフィスツアーを設けることができました。

それだけでなく、機械設計・製造チームが全身全霊を注いだ新しいロボットハンドを、Xを通じて展示会に来られなかった多くの方にも見ていただくことができたことは貴重でした。

(本記事の趣旨からずれますが、)上記のデモ動画を見て一緒に作ってみたいと思ったエンジニアの方は朗報です!現在Mujin Japanでは、ロボット機構・設備の設計をするメカエンジニアや設備立ち上げエンジニアを積極採用中です。ご興味がある方は以下の求人から応募やこちらに気軽にご連絡ください。
求人:機構設計エンジニア
求人:設備設計エンジニア
求人:設備技術エンジニア
求人:ロボット(ハンド/設備)組み立てエンジニア

国際物流展から学んだこととして、「Xでの事前告知・発信」を工夫することで、展示会のブース、オンライン(X)が盛り上がり、「ロボットが躍動する動画」が注目をブーストしてくれるということでした。Xで告知する場合、ただ情報羅列で終わる告知でなく、「誰に対してどんな価値が提供できるのか」という点を明確にすることで、投稿に共感いただいた方がご好意で展開いただけるという点です。Xの投稿で最初に表示される制約があるため、短い文字数に「誰に対してどんな価値が提供できるのか」という表現が時間のかけどころだと考えています。

FA設備技術勉強会様とのご縁

Xには熱量の高い界隈・コミュニティーが複数あり、その界隈では日々、新しい技術、イベントに関する投稿が盛り上がっています。設備・自動化関連で熱量の高いコミュニティーの一つが、FA設備技術勉強会のコミュニティーだと思います。

■FA設備技術勉強会とは?
工場の設備技術に関する知見を共有し合うコミュニティー・勉強会です。connpassのコミュニティーページで2000名以上の登録者を持ち、おそらく日本一大きい設備系のコミュニティーかと思います。

日本最大級の工作機械の展示会のJIMTOFが2024年11月に開催されることになり、設備・自動化界隈も色々盛り上がっていました。そんな中、同僚の@hiluckyhippo が第20回FA設備技術勉強会の会場募集の投稿をXで発見し、本イベントの会場をMujin オフィスに選んでいただくことができました。
↓↓イベント詳細はこちらから↓↓

今回イベントはリアルとオンラインでの同時開催で、JIMTOFの会場の東京ビックサイトから会場であるMujinオフィスまで近かったこともあり、展示会を訪れた方を中心に約70名の方がリアルで参加されました。LTの発表者は学生、エンジニア、メディアの方と多岐に渡り、色んな話題で会場やXが盛り上がりました。

Mujinとしては、リアル参加者向けに当社の研究開発スペースの一部を見ていただける【オフィスツアー】を実施しました。過去の展示会でMujinのソリューションを見ていただいた方も多く、多くの方がその開発の現場に興味を持っていただいていたため、そのオフィスツアーだけなく、#FA_StudyのタグでXでも高い盛り上がりを見せました。

本イベントを通じてMujinを知っていただいた方も増え、カジュアル面談でも先日のFA設備技術勉強会を通じてMujinを知ったというお話をいただきました。今回は会場提供という形でしたが、熱量の高いコミュニティーに対して個人・団体としてどういう貢献ができるかを模索していくことが、新しいつながりを創出していくきっかけになると実感しました。FA設備技術勉強会様とのご縁には本当に感謝しております。

まとめ

上記のように色んな出会いや交流があり、約2年間Xでの発信やXと連動したリアルでの交流に取り組んで非常に良かったと感じています。

また、採用活動という観点でも以下のような兆しにも繋がっています。
・Xでの発信→展示会訪問→オフィス訪問からの学生さん(ロボコン経験者)の2名インターン開始
・展示会→Xでの発信→採用説明会→選考会→内定→入社予定

以前はMujinに関する投稿がタイムラインに流れてこなかった方にも、Mujinに関する投稿が少し増え、認知獲得やファン増加に繋がっているのではないか、と思っています。

Xや展示会を通じた認知獲得、ファン作りを考えている方やご自身の取り組みをもっと発信したいという方がいましたら、今回の取り組みが参考になると嬉しく思います。

最後に、Mujinは事業拡大に伴い、多くのチームで積極採用中です。本記事を通じて当社のキャリアにご興味を持っていただいた方は、ぜひ当社の求人サイトをご覧になっていただけると嬉しく思います。

まずは「話を聞いてみたい」という方は、以下のオープンポジションにご登録いただけると幸いです。

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