#234 「クリティカル・ビジネス・パラダイム」第2章 長期視点がパラダイムチェンジを駆動させると理解した話
こんにちは!けーたです。
今日はクリティカル•ビジネス•パラダイムの第2章を読みましたので読書メモを投稿致します。
昨日は第1章をよみ、パラダイムの転換が起きているという事を、実際に資本主義社会に置いても存在感を示している「Fairphone」の事例をみて理解し始めました。
今日読んだ第2章では、「顧客とクリティカル・ビジネス・パラダイムの関係性」について理解が進みました!
「顧客とクリティカル・ビジネス・パラダイムの関係性」何それ?ちょっとよくわからない。と思った方は覗いていただけるとありがたいです。
〇第2章で頭に刻み込みたい学び
なぜ、この3つを頭に刻みこみたいのか、どんな点が新しい学びなのかは後程更新を掛けたいと思いますが、まずは刺さった言葉たちを取りあげます。
・なぜ、車は「大きく、重く、うるさく」なっているのか?
ここで語られていることは、車の本質的な価値は何か?ということ。
移動を快適に提供するということは、車が開発されてからまずまず早い期間のうちに達成されている。(と思う)
一方で、根本的な提供価値のコアは変わらないのに、車はだんだん大きく、重く、うるさくなっている現実をどう解釈するのか?
という問いが投げらている。
車業界にいる自分はとっさに安全基準の放棄を満たす為に、、、という言い訳めいた考えが自動的に頭に浮かんだ。
この本で言っている事は、本当に安全という価値は「大きく、重く、うるさく」なければ実現できないのか?それ以外もあるのでは?である。
確かに、顧客の本質以外の所有欲というニーズを満たしている所は多分にある。いやコアな価値以外の所がたぶんに膨らんでいる結果とかなりの部分が説明できそうだと感じた。
コアの価値と付随価値。顧客の事だけに集中するともう一段メタな視点でみた地球に対してはどうなんだ?という問いに答えられない可能性が高まるのかなという気付きをえたのでここに取りあげました。
・センスの悪い顧客を相手にするとセンスの悪い商品ができあがる
・最も優先されるべきことは自分が批判的に捉えている事象について社会変革を起こす事
〇まとめ
この第2章では、企業が提供する価値に対する顧客の影響度について話されており、大変学びになりました。
具体的には頭に刻みこみたい学びの一つとして挙げた「なぜ、車は大きく、重く、うるさくなっているのか?」が自分の職業柄も含めて一番わかりやすかったです。
必要以上の能力を、他人、他のプロダクトよりも、経済的、社会的に優位である象徴として本来の移動という目的以上の価値を提供してようとして本来的には無駄な戦いをして結果として自分たちの住む地球にダメージを与える。やっぱりここは顧客の影響が大きいゾーンだとわかった。
今までに一度だけした180Kmを超えたスピードを出したことがないことがある意味証明しているなと。
「クリティカル・ビジネス・パラダイム」本当に気づきと学びが多いので是非是非おススメです。
誰かの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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