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#152 読書録 進化思考を読んでvol.1
こんにちは!けーたです。(20240322ver1.1更新)
今日は進化思考を読み始めたので、その読書メモを複数回に渡り残しておこうと思っております。
皆様、装丁の美しいこの本を見たことはありますか?
この本、装丁の美しさと共に、軽い鈍器本というのが特徴かなと思います。
通勤電車で立ちながら読んでいて、もし座っている人の上に落としたらごめんではすまない感じの大きさと厚みです笑
冒頭に複数回に渡り読書メモを残すと書いていますが、たぶんvol.1-3ぐらいには最低なるのではないかと思い、のんびり読み進めていきたいと思っています。
進化思考持ってる!装丁の美しさにやられた。でも分厚さに完全にはじき返された。という自分と同じ経験をお持ちの方がいらしたら、コツコツ一緒に進めていけたら幸いです。
では、本題に入る前に軽く本との出会いを思い出しておきます。
この本を手にしたきっかけは著者の発表記念のZoomです。コロナ禍だったのですね。Zoomが今よりももっともっと比率が高い世界。
発売記念講演でポチったので自分が手にしている本は、初版が2021年4月23日でその4日後の2刷の2021年4月27日のモノです。
何がいいたいのか?って、なんとそこから約3年弱積読していたってことです笑 久々に開いて読んでいます。
その長い長い積読という封印を解くきっかけをくれたのは、TOMOGAKUという勉強会プラットフォームです。
そこがLINEで提供してくれる、さまざまな書の読書会に興味ありと手を上げると、募集人数が集まると読書会が企画され、当然日程が決まります。
人間、デッドラインがあると走り出すのです。これが読み始めるキッカケ。自分が好きなTOMOGAKUの提供価値。そう思っています。
ということで、横道につぐ横道で長くなりましたここからが本題です。
進化と思考の構造と変異の入り口を読んだ全体感
どこをとっても、言葉をあいまいなまま扱う事なく、創造という言葉一つとっても、進化思考としてはこう扱うと丁寧に説明されている。
きっちりきっちり練りこまれているというのが伝わってくグラフであり、挿絵であり、より読者に深い理解と認識のズレを生まない施策がこれでもかと施されています。
自分は今まで「進化)をこれほどわかりやすく書いてある本に出逢ったことが無かったので、丁寧な構造化とわかりやすい表現にただただ感激です。
正直、この本、気になった所どこから読んでも学びになると思います。それぐらい各章が意味を完結しているのです。それがぎっしり並んでいることを創造してもらえばずれはないかなと思いました。
どんな人におススメ?
新しいアイデアなどを常日ごろ求められるような仕事に従事しており、アイデアに行き詰まり感がある人に超絶おススメです。
考え方の切り口が本当に数多く、かつ丁寧にかかれているので、再現性の担保がすごいと思います。
知る事ではなく、章末にワークがついており、設定時間が本の数分とかではなく、きっちり向き合う時間がとられています。
やり切れば、読書後のあなたは、アイデアを出すことに楽しさ、少なくとも嫌悪感はなくなるのではと思います!!
気になったフレーズ達
変異の9パターン
もうこれは変異について語るときに外せないフレームワークであると確信しております!
これ以上にも減らせないし、これ以上増やし過ぎると全体感が分かりづらくなる。スゴイ!しか出てきませんでした。
1、変量 極端な量を想像してみよう
1、擬態 欲しい状況をマネしてみよう
1、欠失 標準装備を減らしてみよう
1、増殖 常識よりも増やしてみよう
1、転移 新しい場所を探してみよう
1、交換 違うものに入れ替えてみよう
1、分離 別々の要素に分けてみよう
1、逆転 真逆の状況を考えてみよう
1、融合 意外な物と組み合わせよう
バカになるにも練習が必要なのだ
これはわかる。バカ(世間の規範から意図的に飛び出すこと)にない事をひたすら学校という教育機関で訓練されて育っているので、自分の枠から脱線する方法が分からなくなっているのです。
学校教育以外にも、普段一緒にいる両親は確実に失敗を悪と捉える教育を当たり前の価値観として育ってきていると、普通は親の価値観をおおいに引き継ぐとバカにならない所作が当たり前に染みついている。
もちろん悪い事だけなんてことはない。
ただ、結果的に失敗を悪しき経験として捉え挑戦を躊躇する気持ちが醸成されていく。
だからこそ、バカになる練習(教育としてのアプローチ)が重要ということについてこの本でかかれている。
正解がない外部環境において日本とアメリカの経済成長でみると一つの理由としては、世間の常識にとらわれず創造することが必要なフェーズになってきているのではと考えさせられる。
まとめ
という事で、本日から進化思考の旅に出たわけですが、せっかく読むので、しっかりポータブルスキルとして変異と適応の考え方を自分の頭に焼き付けていきたいと思います。
まずは使い倒して、普段の思考の型の一つとして使えるようにアウトプット前提で生きたいと思います!!
自分のアウトプットの場としては、noteへの発信。
アジャイル開発チームのなかの雑談で話をする。
基本はこの2つ。という事で、まずは週明けにでも変異のフレームワークとその思考を加速させる問いをメンバーに投げて体感してみたいと思います。
自分が感じた事などが、誰かの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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