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#262 「ベンチャーの作法」を読んで、自分のメンタル&行動面の気づきと反省点が見えた話
こんにちは!けーたです!今回は高野英敏さん著書「ベンチャーの作法」から得たメンタルと行動面での気づきを共有いたします。
「いやーベンチャーの世界本当に熱いです。求められる人材が結果を出せる人物。シンプルだ。」
年末を挟むこのタイミングで読めたことに感謝しています。
特に大企業の出島組織との違いに気づけた事で自身の働き方を見直すきっかけになったのは大きな収穫でした。
ということで、ここからは「ベンチャーの作法に」少しづつ触れながら、印象的だったポイントをまとめていきます。
〇こんな人に読んで欲しい
普段の仕事の中にかなりの割合でコンフォートゾーンが存在していることに、少しもやもや感じている人。
所属している会社、組織では、日々のオペレーションがしっかりと確立されており、これまで誰も手を付けていない仕事に出合う機会が少ない人。
そして、今の自分の仕事の進め方をこのまま続けていった場合、ベンチャーのように変化しかない日常で価値を提供できるか不安を感じる人
これらすべて自分に当てはまるのですが、どれか一つでも当てはまる方にはぜひこの本を手に取っていただきたいです。
この本が刺激を与え何か一つでも行動に移すきっかけになれば良いなと思います!(自戒の念を込めて)
〇記憶に残しておきたい言葉と背景
・ひたすら今だけをみつけて適応します
この一文が出てくる背景を少し共有をしておくと、教えたい気持ちを手放そうという項の中の中で紹介されています。
私がついついやりがちなのは、過去の成功事例の経験則を「良かれ」と思って何の気なしに教えてしまうこと。(押し付け)
しかし、本当に環境が大きく変わったときには、経験、学習、癖をいったんアンラーンし、まっさらな姿勢で「教わる」こと。これが大事と示されていました。
そのうえで「ひたすら今だけを見つけて適応します」という考え方が提案されていました。なるほどと納得。
自分も新しい環境に飛び込んだつもりでいても、これまでの経験をしっかり忘れ、謙虚に「教わる」姿勢を持てていなかったことに気が付きました。
それが、自分の成長を妨げ、伸び悩んでいる原因だったのかもしれません。
これからも新しい環境に挑戦し自分を積極的に投じていきたいと思ってますので、この教えをしっかり胸に刻んでおきます。いい学びになりました。
・ステークホルダからの視線
今回の一番の気づきは、自分達のAPP開発において、投資家からの期待値(ハードルレート)を意識できていなかったことです。
本書では、たとえ黒字を出している事業であっても「ステークホルダからの期待値に届いていない事業は撤退する判断も必要になる」と指摘されていました。この言葉が特に印象に残りました。
私たちの開発チームは、大企業の出島組織という資金調達のプレッシャーが少ない環境にあるため、OKRの設定が甘かったと痛感しました。ただただ反省するばかりです。
・やっていただいたこと以上のことをかえす
「助けてもらえる人」に共通するたった一つの特徴として、まずは自分から他社を助けること。と書かれていました。
チームに能動的に動いてもらいたいなら、まずは自分が中心になって動く必要があります。そして、やっていただいた以上のことを返す。という姿勢が重要です。
この意識、考え方が自分はまったく持てていなかったなと気づくことができました。
また、よく耳にする「期待値を少しでもいいから超える続ける」という考え方も、同様に大切だと感じています。
これらの意識を自分の行動に染み込ませたいと思います(宣言)。
〇まとめ
ベンチャーの世界をベースに語られた内容でしたが、どの業界にも通じる仕事への向き合い方について多くの気づきを得られる一冊でした。
たまたま私は、年末の差し迫った、タイミングでこの本に出合い、自分の仕事への向き合い方の良い機会となりました。
ただ、どんなタイミングでも気づきがたくさんある一冊なので、是非是非オススメです!
どなたかの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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