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#184 「シン・日本の経営」悲観バイアスを排すを読んでvol.1
こんにちは!けーたです。
今日は「シン・日本の経営」悲観バイアスを排すを読み始めましたので、途中までですがnoteに投稿して自分の頭に刻みこみたいと思います。
この本との出会いは、大学院時代の恩師がこれは読むべき!と推してくれていたから即ポチって手元に届きました。
ここまで読んだ感想
本書のメッセージである、1990年代~2010年代は失われた時代ではなくシステム転換期である。という考え方が本当に新鮮でした。
失われた20年と言われ、それがさらに伸び続けて失われた30年となり、あまりにも自分の人生における大半がそう言われ続けて来たので考え方の奥底にまで定着していた。
この考え方を疑うという事ができていなかった自分に気づけたことが最大の学びだと思います。
どんな人におススメ?
自分と同じように、停滞、衰退していく日本の未来しか道はないと信じ込んでいるというか、それ以外の選択肢はないものと複眼的に自国の未来を考えられなくなっている人にはこの本を激推しです!
もっというと、日本の失われた30年という遅いスピード感は社会が損害を受けないように計画的かつ慎重に進める意図的な選択に基づいているという考え方はアホなのか?と毒づきなくなる方におススメです。
なぜならば、本書の主張に納得はできなくとも、その様な視点、視座、視野があるのね。と複眼的に構造を捉える能力を鍛える事ができるからです。
頭に刻みこみたいフレーズ達
「タイトな文化」と「ルーズな文化」という国際ビジネスの枠組み
着実な変化は急速な回復より重要だとみなされてきたのだ。とあるが、まずこの分を読んだ時に、完全に懐疑心しかなかった。
ただ、本書で引用している「タイト・ルーズ理論」はある社会で何が「正しい行動」とみなされるかの合意の度合いと、その行動を強いられる強度の違いを用いると、特定の行動が次第に普遍化していく要因が明らかになる。
と書かれていて、まずはこの理論が自分にとって完全に初めてだったので頭に刻みこみたいと思います。
ざっと最初に本の中身を眺めたときにも、至る所に「タイト」「ルーズ」という文字が躍っているので、まずはこの本の軸になるという事を抑える事も重要かと思います。
まとめ
1990年代から今までの「失われた時代」ではない。産業構造または企業経営と戦略が大きく変わるシステム転換期という主張に??と思ったらまずはこの本を手に取ると良いかと思います。
自分もまだ、この本書が最終的にどういう思考プロセスと事実をつなげて結論に持っていくのかまだ読み切っていない状態では読めないのですが、当たり前を疑う必要性という大事な視点が得られるので本当によい本に出逢えたと思います。
自分のnoteが誰かの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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