#156 読書録 進化思考vol.3 時空間学習の最も広い生態を学んだ話
こんにちは!けーたです。
最近、少しづつ読書の時間の確保が難しくなっています。とはいえ、毎日少しもインプット、アウトプットせずに日常の忙しさに溺れていく自分を是としてしまうことも。すごく嫌です。
という事で、今日はほんの少しですが、進化思考の生態という考え方について学んだので、アウトプットして頭の中に刻みたいと思います。
【生態】という言葉をどのように定義しているか
この本における生態の位置づけを示しておきます。
時空観学習における4つの観点である、「解剖」「系統」「生態」「予測」の中の一つとして分類されている。
「生態」の意味としては、一つのプロダクトにおける、バリューチェーンだったり、マーケティングと呼んだり、調達ルートなどと呼ばれるような繋がりの事を指している。
そして、この繋がりを理解する事を進化思考においては「生態」の観点と定義され使用されている。
では、なぜ生態というものを考える事が大事なのか?
それは、生態を知ろうとすることにより、今まで気づいていなかった繋がりに気づき、それが新たな創造の種になるから。
進化思考。この本は、今までの自分の思考の枠を超絶高い思考の再現性で突き破る方法を学ぶこと。自分としてはこの本を読み、そう定義しました。
今、このnoteを下記ながら食べているレーズン食パンの生態に思いを馳せていますが、何も創造できていません笑
頭に刻み込みたいフレーズ
一つだけ残すならこれ。というフレーズを自分なりに「生態」の章の中から紡ぎだします。
繋がりの事、すなわち生態を1つの仕組みとして語るにはあまりにも広大すぎる。
だから永遠に把握できない大きさをシステム系として考えるより、その繋がり方のディテールを考える方が心理に近いように感じる。
この言葉、進化思考から何か自分への直接的な変化、影響を望んでいた自分としてはすごく刺さった考え方でした。さらにこう続きました。
繋がり全体に影響を及ぼす為には、目の前にある繋がりを共通の願いを持ったクラスターに育てられるかがカギを握る。
それを遠くへ越境することができれば、社会という大きな単位にも影響が表れる。
ちょっと頭にたたきこむには長いフレーズではあるが、自分の手触り感があるレベル(=つまり実行に移せる)としてはちょうどいい表現でした。
という事で、明日は春分の日の祝日なので、頭に刻み込む為のもう一つの仕組みである、仕事の朝一ミーティングでこれをかいつまんで話します。
まとめ
プロダクトを見て、どんな「生態」が後ろに隠れているか、想いを巡らせてみること。
そして、今まで気づかなかった繋がりに対して、もう一段深く突っ込むことにより、創造のレベルが一段階以上深くなる。
という「生態」という切り口を使った思考法を理解することができました。
そして、注意すべきは生態は一人で考えるには広すぎる概念であるということ。
だからこそ、ディテールに思考を投入し、そこから大きく育てて、全体に影響を与える事が現実的である。
という思考の流れに明日から自分でもやれる!!という納得感が得られました。
完全に理解した。には程遠いですが笑、生態の思考の流れを今日から生活に取り入れたいと思います。
最後に、時間がないなりにアウトプットしようと思った自分を褒めたいと思います。
ではでは