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#111 コテンラジオを聞いて構造的な問題に首がもげるぐらいうなずいた話

こんにちは!今日は私が日常で大量に耳時間を費やしているVoicyの中でも特にお気に入りのCOTEN RADIOについて書いていきます。

歴史について興味がある、けどまだCOTEN RADIOを聴いたことがないという方はすぐに聴いてみてください。騙されたと思って。

今日私がnoteに投稿したくなったのは、2024年01月からシリーズとして放送し始めた近代トルコの夜明けシリーズ。

まだ、聴いたことがない人がいるかもしれないので、近代トルコの夜明けVol.1、2のリンクを貼っているので、もし面白いと思ったらフォローしてみて下さい!

では、私がなぜこのトルコの夜明け編に惹かれたのか。

それは、トルコの夜明け前のオスマン帝国の衰退構造がまさにイノベーションのジレンマにあるということ。

当時のオスマン帝国がその時代における時代の地域の覇権を握り、国家運営としてバランスをとって栄えていた。

それが、外部環境の変化(戦争の勝敗の分け目が騎馬隊の組織力から火薬を扱う能力へシフト)により自国の衰退が緩やかに開始していく。

なんとなく、オスマン帝国の外でこれまでにない変化が戦争の敗戦から気づき始める。これまでの騎馬隊による自国の優位性が揺らぎ始めている。

ただし、それは局地戦であり大企業に対するスタートアップ的なもの。栄華を極めるオスマンが本気を出せばすぐにひねりつぶせるというバイアスがかかり認知ができない状況を生み出す。

それが、時間が経過し、列強が台頭し徐々に自国が生き残るために国家の改革をはかろうとしても、これまでの国家運営(戦争に対する騎馬の隊の強みを、火薬を司どる能力における組織の変革)を推し進める事ができないという国家としてバランスを取ろうとする力にあらがえない構造がわかりやすく語られている。

で、このCOTENはこの構造を踏まえて自分に置き換えるとするとどういう行動をとれるか自分で問いを立てて考えてみて。と投げかけられる。

この問いよりも先に、今の日本の失われた30年の構造にも類似しているし、自分自身がいるモビリティー業界も相似形である。

では、どうするか?について考える、動くヒントをもらえるのがこのCOTEN RADIO。今回はオスマン帝国であるが、それ以外にも山のように歴史から学ぶことができる豊富なコンテンツは激推しです。

イノベーションのジレンマに陥った国家はどうしたら生き残れるのか、是非学んで自分の人生に活かします。

気になるのは、きっとガラケーvsスマホでも変革者はきっとこのオスマン帝国からトルコの夜明けの構造をしり生かそうと思ったはず。

でも、なしえなかったところをしっかり考察していきたいと思います。

だれかにCOTENの面白さが伝われば幸いです。

ではでは


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