妻に悩みを相談するための作戦会議。
一緒にふとんに入って寝ている娘が「おとーしゃん?」ってつぶやいた。
「いるよ」と返事したら「フフ♪」と言ってまた寝息を立て始めた。
僕はこの子にとってのたった1人のお父さんなんだなって、そう思ったらとても嬉しい気持ちと有難さを感じた。
でも同時に、その責任の重さからか不安もやってきた。こんな自分にお父さんなんてできるんだろうかって。そんなことを考えてたら眠れなくなった。
久々に深めのネガティブモード。
最近ちょっと心の調子が悪いなとはうすうす感じていたけど、相当に自分に自信がなくなっている状態であることを改めて自覚。
最近、小さなミスが頻発していて、いつか大きなミスになりそうで怖いなと感じていた。それを回避するための工夫をすればいいんだろうけど、不安が強くなってしまうと頭が回らなくなってしまって。自分にはそんなことはできないってなってる。自分を信じられなくなってる。
他にもなんだか寂しい気持ちもある。今ものすごく寂しい。自分が信じられなくなると寂しくなるものなんだろうか。この寂しさは、自分のことを分かってくれる人のいない寂しさなのか。それとも、自分のことを自分が分かってあげれてないところからくる寂しさなのか。
2019年の3月に、娘が生まれた記念に、子育てのことをつぶやく「パパアカウント」をツイッターに作った。「娘かわいい」を思う存分につぶやくために。アカウント名は「傷つきやすいけど幸せなパパ」にした。娘が生まれてすごく幸せだなと感じていたけど、日常はそれだけじゃなかったから。自分の性格の影響で、苦労の耐えない毎日。両方とも表現したかった。
このとき、傷つきやすいまま幸せに生きれる、と思えたのは、傷つきやすいままでも寂しくなくなったからだ。
妻にはそんな自分のままを理解してもらえた(と思っている)。実際に妻との喧嘩も減って関係もよくなった。無理してメンタルを強くしようとしたり、気にしてない気にならないと装って頑張るよりも、より自分らしい努力ができそうだと希望を感じた。こんな自分のままでもやっていけるかもと自分の可能性を感じられた。自分について大丈夫かもと思えたら楽しくなってきた。
そんな感じで、日々大変ではあるけども、そんな自分をそのまま認識しつつ、可能性を感じながらここ最近までやってきたけど、久しぶりに昨日、ネガティブモードがやってきた。気持ちの切り替えが自分ではコントロールできず、考えれば考えるほど不安ばかりが増え、おそらく情報過多で思考停止になっていた。
おそらく今の僕は自分に自信がなくなっている。やっぱり無理かもになってる。こんな自分を受け入れて理解してくれる人なんていない。あからさまに孤独になっている。自分の中に可能性がなくなると未来が曇ってくる。想像する景色が灰色がかってくる。
、、、、(書いてる手が止まる)、、、、
、、、今、ここでまた考え込んで、いろんなことが頭を巡って、それを言葉にできず何から書いていいか分からず、だんだん面倒になって書いたこと全部消そうとした。そういう風に自分を消していくことはもうやめたい。少しでも書けたことにOKを出したい。今やれたことが自分の全て。そこに立ってこその次の一歩だと、今の自分に言いたい。
いろいろ思うところはあるけど、一つは妻に相談したいけど相談しきれてないことがあるというのが、昨日から頭の中を巡るモヤモヤの一つ。
相談がうまくできない理由は、まとまって落ち着いて2人で話せる時間がないというのもあるけど、僕がまた漠然とした不安を感じて言い出しにくくなっているというのが大きい。
どうしても僕は、相談をすると彼女に今の自分を否定されてしまうような予想をしてしまって不安になってしまう。僕を支えてくれている僕の考えや信念みたいなものが全て壊されてしまうのではという恐怖。立ち直れなくなってしまうのを怖がって避けている。
以前は彼女自体を支えにしてるところがあった。支えというか、彼女と一緒に何かをし、彼女が良いと思ったことを僕も一緒に楽しむ。(俗にいう他人軸だ。僕は自分が他人軸であることは認識していて、それをOKだと思っています。そのことについてはまた別で記事を書いてみたい)
でもそれだけだと、僕としてはやってみたいと思ってることでも、彼女が喜ばないもの、良いと思わないものはやれなくなってしまう。
それはちょっと違うし、実際そこを我慢していたことで僕の調子も悪くなり、彼女との関係にもモヤモヤしたものが現れてきていた。なので、妻は特に興味はないけど、僕は興味があるということを1人でも始めることにした。それを続けて約2年。その中で育ってきたものがきっと僕の中にあって、これを崩されてしまうことがとても怖い。
ここまで書いてみて思ったのは、きっと妻は壊さないということ。そういう人ではない。ただ意見として賛否ははっきり言う人だから、僕の意見に否定的なこと言ったり、関心のないものは関心ないというし、ちょっと違うだとか、ピンとこないとか、よく分からんとか、いろいろ彼女なりの発言をしてくるだろうと思う。
それを僕の思い込みクセで、妻は僕を否定してる意図はないのに、僕がそう受け取って思い込みで傷ついてしまう。起こり得るとしたらそっちだ。
であるなら、彼女に相談して、自分でまた思い込みで傷つくだけなら、そしてそれが怖いだけなら、最初からその前提で準備して相談すればいいのかもしれない。
「また自分で勝手に否定されてると思い込んで傷ついてワナワナしてしまうことがありえるので、ワナワナしたらその度に意図を確認させてください」と、相談の前に妻に共有してお願いしてみるとか、よさそう。
思い込みへの1番の対策は、本人に本当のところを確認すること。これはこの約2年、自分の傷つきやすい性格とどう付き合えばいいかを考えて実践して見つけた大きな事実。言ってみれば当たり前なんだけど、自分の実感としてこの2年経験できたことはとても大きかった。
今回も、最初からその前提と対処方法を共有しておけば、だいぶ相談しやすいかも。ちょっと相談できる気がしてきました。
今回の言語化は、相談をするための作戦会議みたいになりました。
こういう語りってとても大切ですね。自分に起きている現実をちゃんと認識して、その上で出来ることは何か考える。
よく言われることだけど、これを自分の心に適用するってなかなか難しい。でも出来ると面白い。ちょっと自信が戻ってきました。
娘とのやりとりのつぶやきからこんな話に展開するなんて全く予想外でした。びっくりです。話してみるというのはなんてクリエイティブな行為なんだろう。
途中書けなくなったときに、あきらめなくてよかったです。
妻への相談も頑張ってみたいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでもらえていることがまた一つ、僕の支えになっています。
さとし
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