
筋トレと筋トレと習慣
今日、久しぶりに母と話し込んだ。近況を語っていて、筋トレの話になった。僕がやってる筋トレをやってみせる。そーだなーオカンのできるレベルならこんな感じかな。
僕「これならおかんもできるんちゃうかなー」
おかん「やってみようかねぇ」
僕「えっっ!?」
嬉しい
「じつは私は、不健康教の教祖なのよ」と、母から打ち明けられたとしても僕は驚かない。そんな彼女の口から、我が耳を疑う発言が。どこかのやる気スイッチを押してしまったらしい。驚きと同時に、嬉しかった。今シーズンの朗報ランキング、ぶっちぎり1位確定だ。
筋トレメニュー
僕が勧めたメニューがこちら。
・腿上げ片足立ち、片足5秒づつ
・スクワット5回
一緒に時間を測りながらやってみせる。所要時間わずか30秒。おかんは動きを確認しながら、調子に乗って2セットをこなす。
習慣化のコツ
「1日4セットくらいやったらええか?」
「なにゆうてんねん、まずは1日1セットでええねん」
ダイエットも運動も、習慣化が失敗するのはまさにココ。今までゼロだった人が、急に50も100もできるようになるわけがない。キツイ行為であればあるほど、習慣化が難しくなる。まずは意志の力を頼らずに続けるのがコツ。ゼロだった人は、まず0.1とか0.2から始めるべきなのである。
意志の力を使わない
めちゃくちゃ楽勝な筋トレを続けるとどうなるか。毎日続けている充実感と、も少しやれるというイージー感のダブル効果が、やる気を維持させてくれるのだ。
意志の力に頼れば頼るほど、習慣化から遠ざかる。例えば、「歯磨き」とか「トイレでお尻を拭く」なんて、みな無意識でやっている。ありったけの意志の力を振り絞って歯磨きをする人や、歯を食いしばって渾身の力でお尻を拭く人は(まず)いない。まあ、つまりそういうこと。
さらにコツ
単体でやるより、毎日習慣化しているものとセットでやると、より簡単に習慣化できる。母の場合は犬の散歩。雨でも晴れでも、距離はともかく散歩に行かない日はない。母の関心をうまく誘導して、例えも使って効果を納得させることができた。朝の犬散歩→帰宅→筋トレ(超イージー)→手帳に記録。これで、朝のルーティーンワークの完成である。素晴らしい!
乞うご期待
自分が何かを続けることなんて、人に何かを続けさせることに比べたら簡単なのかもしれない。だって自分がやりさえすれば、絶対続けられるから。他人だとそうはいかない。どれだけ自分にやる気があっても、やるのは自分じゃないから。とりあえず1週間からスタート、経過報告に乞うご期待ください。