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全ての人との会話がコーチングになったら #4
こんにちは!
TCS認定コーチの西田と申します!
前回、企業理念であるミッションやバリューを上司と部下が話し合うことで、部下がwant toで仕事ができ、上司はプレイングマネジャーとして役割を果たしながら人間関係が良い状態で働くことができるというお話をしました。
今回は、「ビジョンについて語り続ける」ということについてお話します。
「ビジョン=未来」vs「現在」
今は過去の積み重ね。
未来は過去と今の積み重ね。
今この瞬間は1秒後には過去になっています。
人は常に現在に生きているので、今に対しての臨場感が高いと言えます。
「臨場感」=あなた自身が生きている瞬間。
思考のコンフォートゾーン。
人は常に「安心で安全な状態」にいることを無意識的に考えて生きています。なぜなら、人は現状を保ち、命を守る為に今まで生きてきたからです。
そのように考えると未来について考えることはとても怖いことだとわかります。
なぜなら、今この瞬間の状態と未来は異なる状態だからです。
変化をするということは一時的に「安心で安全な状態」から抜け出すことになります。
「未来について考え続ける」
人は弱いです。
だからこそ、現状を保とうとします。変化が怖いからです。
今に対しての臨場感が高いからこそ、「ビジョンについて考える」ことはワクワクしますが、すぐに今に思考が戻ってしまいます。
個人も社会も常に成長が必要です。
成長する為には常に「ビジョン(未来)についての臨場感」を高めることが必要です。
部下1人で常にビジョンを基に行動することは難しいです。
だからこそ、上司は常に未来に対しての臨場感を高め続け、
部下に語り続ける必要があります。
そうすることで、部下はwant toで無意識的にビジョンについて考えるようになり、ビジョンや目標を達成するための行動をするようになるでしょう。
未来に思考のコンフォートゾーンを置きましょう。
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