母のターゲット変更 その1

最初の投稿最近のことでも書いていた母。
80歳。
ひそやかに、ゆっくりと進んでいた父に対する
物取られ妄想と被害妄想。
父を老人ホームに入れる一番の要因はこれでした。
なので、父の転居と共に母が少しでも
落ち着いてほしい。出来れば単なる物忘れだけで
しばらく過ごしてほしいと切に願っていました。

生活環境の変化で苛立ちtや物忘れが増えることは
想定の範囲内でしたが、残念ながら父の転居3週目にして
それを上回る状態になってしまいました。

昨日(日付変わったので一昨日)母と話したときに、
「できれば今の家で元気に過ごしてほしい、今後衰えても
施設などではなく在宅介護で出来る限り生活しよう」と
話していると母もそれが嬉しいと言っていたんです。

そして今日(日付変わったので昨日)、仕事中に突然の電話で
「昨日は耳障りのいい事を言っておいて、こんな仕打ちをする
なんてありえない!何十年も育てたのに、こんな裏切りを
されるなんて思ってなかった。ありえない」

もう何が何だか分からず、とりあえず仕事を切り上げ
家に行きました。そして話を聞くと
・前日に庭の草むしりをしていると隣のAさんが何度か
隣接するAさん宅の庭を通っていた。その後、延々と
自分の事を仁王立ちで観察していた。
・その場では雰囲気に押されて聞けなかったが今日
何故監視していたのか聞くと「そんなことしてない」と
言われた。どう考えてもお前(私ですね)が
監視するよう、私を認知症に仕立てようとしているしか思えない。
・Aさんと話している間、自宅にカギをかけていたが電話台の
上にあった生命保険会社からの封筒が消えている。勝手に
家に入ってくるな。
・携帯の充電コードも無くなっている、何故そんなものを取ったんだ。

1000%身に覚えがないことで攻め立てられました私。

まず、Aさんと私。挨拶はしますが、そもそもそこに住んでいたのは
私が高校2年からで、すぐに家を出たので何なら道で会っても
気付かないレベルなんです。家の前で会って、挨拶してから
「あ!お隣さんだったわ」みたいな。
封筒の事は全く身に覚えもないし、その時間帯私普通に自宅で
仕事中でした。
充電コードに関してはその後30分探したらありましたよ。引き出しに。

という事を懇切丁寧に説明して、落ち着いた母。
Aさんとのやりとりも自分の勘違いかなとただ、私が
封筒を取っていないのなら誰かがカギを持っていて
家に侵入して盗んでいった、、と言い出しました。
とりあえず、知らない誰かがカギを開けているのであれば
空き巣でしかないので、改めて対策を考えようと話して
帰宅したんです。

でも終わりませんでした。

続く。



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