生活を最適化できないHSPの私
こんばんは、ここ2、3日ご無沙汰してしまいました。
生きるためのMPが切れました。
スキかみさま(ふらりとやってきて、ふらりとスキしていく人がnoteにはいて、そういう存在を私は『かみさま』と呼んでいる)や、フォローしているひと、フォロワーさんにも会えなくて寂しかったです。
反面、本当に何も出来なくて、薬を飲んで横になる日々でした。
病院で薬はもらうものの診断されたわけではないので、『うつ』ではないようですが…。
私はしばしば生きるためのMP(マジックポイント:ゲームで出てくる魔法を使うための活力的モノ)が切れます。
リアルにもMPってあるのでは…ってことについて考えてみました。
1.生きるのにも、MPがいる
息をするのがしんどい人ってわたし以外にいるのだろうか?
わたしは話をすると息をすることをたまに忘れる。
職業病的に、シャッターを切る際に息を止めて集中するので、息を忘れる。
中にはわたしより大変で、心臓を動かすのに大変な人もいるかもしれない。
わたしはゲームをするのだけど、リアルの人生にもMPみたいなのがあると信じている。
体力とは別に、何か行動するために必要な活力だったり、やる気だったり。
新しいことや大変なこと、向いていないこと、感動することに多くのMPを消費する。
無尽蔵にある人から、とても少ない人までいる。
少しのMPでなんでもできる省エネタイプの人もいれば、何をするにも膨大なMPを使うコスパが悪い人もいる。
魔法は人智を超えた神秘的で奇跡的でスピリチュアルなのが世間のイメージで、リアルには魔法なんてないって思われるかもしれない。
けれど、この世界に生きるものは、生み出す行動や言葉や技術で、心を動かしたり、いい気持ちにしたり、きずつけたり、癒やしたりすることができる。
身近なことかもしれないけど、わたしはそれらを『魔法』だと小さい時から思ってきた。
なにも呪文を唱えて火の玉がでることだけが魔法じゃない。
2.『ちがうと思う事』と『同じと思う事』
人が作り上げたテクノロジー、人が紡ぐ言葉、人が成した行動、日々の生活の知恵と研鑽。
ヒトになるずっとずっと前の1億2000年前から続く、少しでもよくなりたいという知能なき意思から営みは続いてきた。
(※人類が存在し始めたのは研究史ではおおよそ700〜500万年前と言われているよ)
それらを当たり前ものととらえず、一つ一つ『異なる』意味を見出しているのが子どもらしい。
子どもにとって、世界は『魔法』そのものだと思う。
いっぱいいっぱい、体力とMPをつかって、世の中の不思議を知り、『魔法』を堪能している。
寝る時間を惜しんで遊ぶ我がちびっこは絶賛そういう時期なのだとしみじみ思う。
大人になるにつれて、無駄を厭われ、効率的に生きることが正義になり、それが日常になり、毎日になり、あたりまえになる。
加えてカテゴライズという能力が芽生えて、事象を『同じ』にしてしまう事でルーティン化しさらに処理を省エネできる。
(この能力に長けている人は社会でバリバリ活躍している人が多い。)
生きていくために、処理情報を断捨離しているのだ。これとこれは同じことだから心を動かす必要はない、と。
毎日の通勤の風景は同じ、毎日の仕事もおおむね一緒。
端々にころがる石ころや、道端に咲く花にいちいち感動していては会社にたどり着けない。
『同じ』と思わなければ、社会で生きていけないからだ。
大人になるってことは、息をするのに、生活するのに、仕事をするのにMP消費を最適化すること。
それはちょっぴり悲しいことかもしれないけど、この世界を効率的に行き、次の世代に繋ぐためのヒトに刻まれたさだめみたいなものなのだろう。
けど、私みたいに、このさだめの刻みが弱い人たちが少数なりともいて、なんだか周りについていけないなぁと、生きづらいなぁと思っている人の存在がいると知った。
HSPと呼ばれる人がそれに当たるように思えた。
3.自分がご機嫌でいられる場所へ
会社では効率よく業務をこなしている人におんぶ状態になることもあり、効率よく業務を回せないことで叱咤されることもあって、自分の能力に誇りを持てなかった。
デザインや写真で貢献できるという自己評価はあっても、他人からはしてほしい評価はされなかった。
そこまでしなくていい。
そんなことを考えているから集中できていないのでは?
なぜこのやり方でしないの?
言われて減って、慣れないことを相手いう通りにして減って、相手の空気を察するのにまた減って、MPがどんどんどんどん減っていく。
私のMPは価値を生み出すために使われるのではなく、他人から認められたいって気持ちのためにつかっていることに気がついた。
人に認められたいという気持ちを手放したくなったから、わたしは仕事を辞めることにした。
私は、常に効率の悪いMP消費をしている。
私の魔法は、効果はあるけど、とてもとても不器用だ。
でも、それでいいやと思う。
私はそんな私を許してあげる。
私は私の人生を自分の責任で生きればいい。
見えすぎる目と耳を、何に使えるかなんてわからないけど。
異なる事に意味を見出す力があるなら、違う世界に飛び込む力だってあるはず。
ただただ、マイペースに生きていきたい。
MPを、嫌われないため、自分のためにではなく、価値を生み出すために使いたい。
その目的が達成できる場所を、MPがすり減らず自分の魔法が役に立つ場所を探さなければならない。
同じように仕事がつらくて悩んでる人がいたら、
仕事辞める?全然平気だったし!辞めてよかったよ!今の時代1人でやったってお金稼げるし!
大丈夫。
って言ってあげられるようになりたい。
私が仕事を辞めるまで、あと36日
4.今日の積みあげ
・職業訓練の試験と面接、通過しました!嬉しい!提出書類をまとめた!(職業訓練は、入学までに会社の在籍に入ってなければ申し込むことができる。離職票をもらう前でも可能!ただし、退職証明を会社の総務さんに書いてもらわないといけない。)
・転職期間で、あまり休みの期間を取りたくない場合は、有給を使うなりして前もって申し込みやハロワでの相談をお勧めします。
・採用にお金を使う企業はリクルートエージェントなどの転職サービスに登録するので、そちらをおすすめします(採用にお金を使うということはある程度、穴埋めや捨て駒としては考えてないはずという推測)
・ハロワでなくたって、いつでもキャリアについて相談できる場所あったら良いのにね。歯医者さんに歯のメンテナンス行くみたいに。今の仕事楽しいですか?なんか他にやりたいこととかできましたか?みたいに友達みたいに話せるとこ。
・ネタになりそうな下書きを3本ほど…
・イラスト1つ描いた!これも魔法!(笑)