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中年が終わって、またパーティは始まる

Phaさんの「パーティが終わって、中年が始まる」という本が売れてるらしい。
良いタイトルだ。

読む前から「うむうむ…わかるわ…。下北で飲んで朝まで踊ってみたいな生活から遠く離れて、はっと気づくと俺…中年やんて悲哀ね…、いわゆる中年クライシスね。」と思ってたけど、実際そういう本であった。
パーティね…ないよね。もう周りも結婚式すらする年じゃないしね…
わかるわかる…
「ちょっとしたパーティに使えますぅー」ってなんやねん、その服。ちょっとしたパーティ、ないわw w w
わかるわかるわかる…

…いやごめん、嘘。私めっちゃパーティする笑

今年は40周年で総勢200人弱の大パーティをした(企画進行したのはほぼほぼ夫だが)。
実は25周年でもした(妊娠9ヶ月だったのに…)。

今住んでる城崎温泉はどこの関西のメインステーションからも2時間半はかかる僻地(僻地ゆうて、ごめん城崎)なのに、色んな人が来てくれて「じゃあ、みんなでOFFで飲もうよ」なんつって集まる。楽しすぎる、ありがたい。

( ↑ 我が家のダイニングOFF Kinosaki)

コロナ前に三つ?くらいのイベントが重なって大集合の図

夏なんて温泉行った後、そういう会にも合うリラックスできるけどバングルとかつけたらいい感じになるワンピースを用意してる自分に気づく…
…これアレやん、架空の生き物と思ってた…“ちょっとしたパーティ服“やん…!

ある日、一週間ほど東京で取材や芸能人さんに合うみたいな華やかな仕事が続いた後、帰ってきたら夫がグラスをカンカンカンって鳴らして、「皆様、グラスはお手元に届きましたでしょうかー!?」とかやってておしゃれした数十人の人が素敵なケータリングのお食事とともに談笑してた…
東京より華やかすぎなんだが!?

うちのキッチンに並ぶプロのお料理たち

それがちょうど50歳の誕生日直前で、もう8年くらいそんな感じ。
Phaさんは45歳らしい。この本を描き始めたのは40前後かな?
わかる、パーティとかしてる場合じゃない。
私はそのころは仕事、子育て、一杯一杯だったけど、独身だったらだったで、Phaさんと同じく虚しい気持ちを抱えてたような気がする。

でもね、また始まるんですよ、中年が終わると

「いやいや、でもそんな生活ひうらさんだけでしょ〜?」と思われるかもしれないけど、本当。
こないだ敬太さん(KEITA  MARUYAMA)も「も〜〜、ドレスの発注、次々来るよー!」って言ってたんですけど、これくらいの年になるとですね…みんながやる“パーティ“があるんですよ、それは…

還暦パーティ笑

友達の芸能系の社長さん福富さんの還暦パーティのウエルカムボードに描いたイラスト。
好きなお酒をリサーチして散らしてみました。我ながら可愛くかけた!

私の星のスカートも最初は「還暦の時も使えるので、赤で」とお願いしてました笑。(敬太さんに「その時はその時で別の作りますよ〜〜」って言われて却下された笑)
私の周りでも特にパワー系女史が次々、そういうパーティをしていてインスタの写真をみるだけでも笑い声が聞こえてきそうなハッピーオーラがすごくて楽しい。
そして“大人なのにはしゃぎすぎてるのが痛い“と気にする年すら遠にすぎた迫力とおかしみが良い。

なぜ人はパーティをするのか?それは…

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