
私は沖縄の問題から逃げていた
こんにちは。
新垣さとるです。
私は生まれは沖縄です。
東京や大阪で学生や就職していた時期も長いですが現在は沖縄で暮らしています。
嘉手納基地という極東最大の航空基地がある町に生まれ幼少期を過ごしました。
当時は飛行機ファンだったので身近でF1ファントムやハリアー、A10などが見られたので無邪気に喜んでいたのを覚えています。
今なら、絶対に考えられないけれど、当時は小学校の真上を戦闘機が音速で飛んでました。
ものすごい衝撃音、いわゆるソニックウェーブを日常的に体験してました(汗)
でも、大きくなるにつれて沖縄に基地がある事の弊害もたくさん感じ、目にするようになりました。
米軍人が関わる痛ましい事件や問題が毎日のように新聞をにぎわせ、その度に「ここは日本なのか?」と憤った事もあります。
でも現在、私は左翼的に何が何でも沖縄から基地撤去!とは考えていません。
混沌とした世界情勢の中でジョンレノンが歌う「イマジン」のような世界はまだ実現は遠いと感じるし、すべての人が善人ではない事は事実。
でも、でも心が揺れるんです。このままでいいのかな?と。
日本はアメリカが守ってくれるから、自国の防衛とか諸問題にこれほどまでに無関心でいいのか?と。
戦争しない事は大事ですが、それは戦争を自分ごととして考え尽くすから実現できる事です。
例えばコロナウィルスを無くしたいからと、コロナウィルスの事を無視したり見ないふりをしても無くなる事はありません。
左翼、右翼と単純にレッテルを貼れない難しい状況が沖縄にも日本にもそびえ立っています。
私の周りでは声を上げて活動したり、表現している人が多くいます。
私は今まで、このような沖縄の問題にはあえて関わらないように距離をとってきました。
基地問題だけではありません。貧困問題や経済の問題・・・。
あまりにも多くの問題が山積しています。それを私が解決する事は出来ませんが、これからは「無視」するのはもう止めます。
出来るところから「行動」を始めます。
それが「やさしいひとをふやす」事にどこかで繋がっているように感じるからです。