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JICAに企画を提案してみたものの、全然ダメだった話

こんにちは。遠藤暁です。



実は最近、JICAさんにある企画を提案してみました。

その企画がこちら。


「サポユニ for smile」


日本のJクラブのサポーターたちのユニフォームを海外に贈って、サポーターのみなさんにその国のことを知ってもらうことと、その国の人たちに日本のことを知ってもらおうという企画。

2011年に始まって以来ユニフォームが贈られた国は
・カンボジア
・東ティモール
・ミャンマー
・ブータン
・モンゴル
・バヌアツ共和国
・スリランカ
・ツバル
・ボスニア・ヘルツェゴビナ
・セネガル共和国
です。



ちなみにこの企画は「国際協力サロン」というオンラインサロンのメンバーの一人(この方も現協力隊員)が、サッカー隊員であるぼくに教えてくれました。

“これをボリビアで開催してみたら面白いんじゃないですか?”

と、サッカー15年以上やってきたクセにこの企画を知らなかったぼくに、ステキすぎる提案をしてくださったんです。
ありがたすぎる、、、。



それに今までこの企画でユニフォームが贈られた国のなかに、南米の国はありません。


つまり今回この企画をボリビアでやれば、「南米初」という話題性も生み出せるしボリビアのことを知ってもらえるまたとない機会だなと思いました。


そこでこの企画を調整員の方に申し出でたところ、
「面白い企画ですね。スタッフで一度話し合ってみるので、話し合いの材料として使う企画書を作成してメールで送ってください」と。


一瞬で「わかりました!」と返事をしたものの、ここである問題が。


企画書ってなんや?

どうやって書くんや?


そう、生まれてこの方サッカーしかやってこなかったサッカー小僧からすると、「企画書」なんて聞いたことも見たこともありません。


とりあえず書こうとパソコンを開いてみたものの、書き方がわからず放心状態。

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多分こんな表情してたと思います。



まぁ結局「企画書 書き方」とかで検索して、Google先生とご協力しながら企画書を作成して提出に成功。


しかし次の段階でまたしても問題が。

ボリビアは不正売買対策として、中古品の持ち込みがかなり厳しく制限されているとのこと。


しかしこの企画の目的は「サポーターのみなさん自身のユニフォーム(当たり前ですがこの時点で中古品)を海外に届ける」こと。

つまり持ち込むものはすべて中古品なわけです。 


 しかもしかもこの「サポユニ for smile」は、今まで一度もユニフォームのロストがないとのこと。  

つまりサポーターから寄付されたすべてのユニフォームを、確実に海外に届けている。 


 もしこの企画をボリビアでやるとなったとして、空港で「全部没収」なんて言われたら、企画自体成立しないのはもちろん、企画史上初の「ユニフォームロスト」という事態に陥ってしまうんです。 


 ちなみに一度に平均して400〜500枚を贈り届けているこの企画。 


そのユニフォームが全部「没収」なんてされてしまったら、オーマイガーどころの話ではありません。

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というわけで調整員の方と話し合った結果、今回この企画は見送ることに。

ただ「企画自体はとてもいいものだと思います」と調整員の方も言ってくれたので、嬉しかったですね。


しかしながら、ダメだったのは事実。


サッカー隊員として「日本のJクラブのサポーターと海外を繋ぐ」ためにまたとない企画だったのですが、残念です。


結果的に実行には移せませんでしたが、初めて「企画書」というものを書いてみたり、その企画の魅力を伝えるために必死にいろいろ考えたりするいい機会になりました。



この企画はJICAも協力している回が多いので、もしほかの国のボランティアで興味がある人は調整員の方に相談するところから始めてみてください。

実現できたら面白いと思いますよ。

長ったらしくなりましたが、今回は企画がボツになったというお話。


またなんか面白い企画考えよ。

それか面白い企画が思いついた人がいたらぜひぼくに提案してください!!笑


それではまた!!

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