青年海外協力隊の応募時に必要な英語力【英語はできなくても平気】
こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。
青年海外協力隊に応募したいけど、英語ができないから応募を諦めようと思ってる人も多いんじゃないですか?
本記事ではそんな人に向けて、『青年海外協力隊の応募時に必要な英語力』を解説していきます。
このnoteで解決する疑問は以下の通り。
・青年海外協力隊に応募するにはどの程度の英語力が必要なの?
・英語は全然できないけど協力隊に応募できるの?
・自分が応募したい要請でどの程度の英語力が必要なのかはどうやって確かめるの?
ちなみに、筆者の青年海外協力隊歴は以下の通りとなっています。
・2017年2月〜3月→短期ボランティア、ボリビア派遣(職種:サッカー)
・2018年2月〜3月:短期ボランティア、エチオピア派遣(職種:サッカー)
・2018年6月〜2020年6月→長期ボランティア、ボリビア派遣(職種:サッカー)
これまで3度も協力隊を経験済みです。
ということで早速、青年海外協力隊の応募時に必要な英語力について解説していきます。
青年海外協力隊の応募時に必要な英語力
応募時に高い英語力が必要な場合もあれば、中学卒業程度の英語力で平気なケースもあります。
基本的に『英語圏の国』に応募しなければ、大した英語力は必要ありません。
応募時に必要な英語力は?
結論、要請によりけりです。
応募時に必要な英語力は4段階に分かれています。4段階のレベルはJICA語学目安表参考にしましょう。
✔︎JICA語学力目安表
・A:十分なコミュニケーションが可能
→英検1級以上、国連英検B級以上、TOEFL®550点(CBT 213点、iBT 79点)以上、工業英検2級以上、TOEIC®730点(S&W 290点)以上、日商ビジネス英検1級、GTEC(4技能 600点、2技能 305点)以上、ケンブリッジ英検(FCE、CAE/CPE)、CASEC(自宅受験型) 750点以上、通訳案内業(案内士)、IELTS 6.0以上、ビジネス英検(BEST)グレードB以上、JICA専門家定期テスト200点以上、JICA英語検定2級以上、協力隊シニア語学資格A級
・B:どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
→TOEFL®500点(CBT 173点、iBT 61点)以上、工業英検準2級、TOEIC®640点(S&W 260点)以上、JICA専門家定期テスト180点以上、GTEC(4技能 540点、2技能 275点)以上、CASEC(自宅受験型) 700点以上、IELTS 5.0以上
・C:限られた範囲内での業務上のコミュニケーションが可能
→英検2級、国連英検C級、TOEFL®470点(CBT 150点、iBT 52点)以上、日商ビジネス英検2級、TOEIC®500点(S&W 220点、Bridge 154点)以上、商業英検1級、GTEC(4技能 450点、2技能 225点)以上、ケンブリッジ英検PET、CASEC(自宅受験型) 600点以上、ビジネス英検(BEST)グレードC、IELTS 4.0以上、JICA専門家定期テスト150点以上
・D:日常会話程度
→英検準2級、3級、工業英検3級/4級、TOEFL®410点(CBT 103点、iBT 34点)以上、日商ビジネス英検3級、TOEIC®330点(Bridge 130点)、商業英検2級・3級、GTEC(4技能 340点、2技能 165点)以上、CASEC(自宅受験型) 450点以上
要請によって上記のA、B、C、Dレベルのどれかの英語力が求められます。
一番低いのがDなので、青年海外協力隊に応募するために必要な最低限必要な英語力は『D』レベルということ。
つまり英検三級orTOEIC330点。そこまでハードルは高くありません。
勉強すれば誰でも到達できるレベルですね。
✔︎ぼくのケース
ぼくが一番最初に協力隊に応募した時はTOEIC400点。TOEICの参考書を買って3週間くらい勉強したらその点数を取れました。
ちなみに高校生の時は英語の成績は2。英語はめちゃくちゃ苦手でした。
でもちゃんと勉強すればTOEIC330点はクリアできますよ。
ということで、頑張りましょう。
✔︎それぞれの要請で必要な英語力の見分け方
それぞれの要請でどの程度の英語力が必要なのかは、青年海外協力隊の『応募要請書』に書かれています。
要請書の見方は別の記事でまとめているので、参考にしてください。
英語が全然できなくても平気?
要請によっては上記の『語学力目安表』のAやBレベルの英語力を求められる場合もあります。
そういった要請に応募するのであれば、そこそこの英語力が必要。
でもDレベルの英語力で応募できる要請もたくさんあるので、ぶっちゃけ英語力は高くなくても平気です。
英語ができないから協力隊を諦めるのはもったいない
記事の初めでも言いましたが、英語圏の国に応募しない限り高い英語力は必要ありません。
TOEIC330点や英検三級なんて、1ヶ月あれば到達できます。英語ができないからといって協力隊を諦める必要はありません。
少し勉強を頑張って、応募に必要な最低限の英語力を獲得しましょう。
結論:青年海外協力隊に応募するのに大した英語力は必要なし
結論です。英語圏の要請に応募しなければ大した英語力がなくても問題なしです。
・スペイン語圏
・フランス語圏
・シンハラ語圏
・ネパール語圏
上記のような国であれば、語学力目安表のDレベルがあれば応募可能。ぜひ検討してみてください。
ということで、今回は以上です。