中堅教員の感じること【ほっと一息】
こんばんは、"もっちゃん"です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
ここのところニュースに対する記事が増えています。
けっこういろいろニュースの記事を眺めるようになると、気になる記事も多いものですね。
◯教員の中間管理職的立ち位置
今回気になったのはこの記事です。
35歳の男性教員、という時点で、なんとなくシンパシーを感じて見てしまいました。
最近、教職大学院に行く前に感じていたことではあります。
記事では“中堅ポジション”なんて書かれています。
研修等では“ミドルリーダー”なんてことをしきりに言われたりします。
若手から頼りにされたり、ベテランからも頼られたり、なにかと仕事が回ってくるような年代なのだろうなぁと思います。
見方を変えれば、学校からすると非常に動かしやすいポジションなのかもしれません。
「新しい挑戦」的なことを言って、未経験の校務分掌にも充てられたりすることもあるのではないでしょうか。
思い返せば、自分も働き初めの頃は、この年代の先輩に頼りっきりになっていたようにも思います。
自分がその位置に立ったとき、新しく見えてくるものがあったようにも思います。
そういう年代なんでしょうね。
◯給与に見合わない?
タイトルで目を引いたのは、
「給与に見合わない“責任”」
とか書かれているところです。
自分はあんまり思ったことがなかったもので。
記事でも結局はあまり触れられていませんが、年功序列の色が濃い、地方の公務員界においては、年齢とともに責任が増してくるのは当然のように思います。
年功序列で給与も上がっていきますし。
むしろ、そういった責任を負うようなポジションにあることは、ありがたいことのようにも思います。
業務量的にはもちろん大変だと思いますが。
先日、文科省からの教職調整額引き上げの話がありました。
この一連の件の中で、
「担任手当」や「◯◯手当」を拡充する
みたいな話もあったように思います。
個人的には、こういった制度があると、本記事のような給与面への違和感というのは、幾分解消されるようにも思います。
本記事のように、中間管理職的なポジションを任される人もいれば、
同年代でも、そうでない人がいるというのが、一番の課題のようにも思いますし。
◯若手教員が辞めていってしまう理由の1つが、中堅の疲弊か!?
現在、教員を志望する人が減っている、とか
若手の教員が辞めていってしまう、とか
そういった問題がかなり取り上げられているかと思います。
また、一方では「若手を支援するポジション」が新たに創設されるような動きもあったりもします。
それを考えると、たぶんそういったポジションに充てられるのは、やはり本記事にあるような年代の先生方かと思います。
また忙しくなってしまいそうですね!
なんとなく、若手が辞めていってしまったりする理由の1つに
こうした“中堅クラス”の教員の疲弊
もあるのではないか、と記事を読んで感じました。
実質的に学校を大きく動かすような仕事を任されているのが、この中堅クラスの先生方のように思います。
実は、この年代にしっかりと業務改善を含めたアプローチをかけることが、いろいろな問題の解決につながるのかもしれません。
なんてことを考えました。
◯子ども目線から保護者目線へ
この記事は、読んでいると、けっこう好感の持てる内容のようにも思います。
内容に共感するところも多々あります。
これまで子どもと同じ視点に立ってばかりいたところから、
保護者の思いを共感的に汲み取れるようになったりとか。
その部分の記述には非常に共感します。
これまで上手くいっていた気がする生徒指導面のところが、
子どもたちとの関係性が変わっていくことに対する葛藤とか。
非常に赤裸々に語ってくれているようにも思います。
こういうことを考えると、
やっぱりいろいろな教員が集う学校の場で
「チーム学校」という視点は大事なのかもしれません。
改めて考えさせられました。
そんなことを考えた記事でした!
なんか、若いうちは早々に読み飛ばしていた記事でも、
この歳になると考えさせられる部分も大きいです。
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