もはや怪獣映画に私もハマりつつある【勝手に映画感想】
こんばんは、"もっちゃん”です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
週末は、時間があったら『ゴジラ』映画を観る流れになっています。
3歳の息子と一緒に観るのですが、どの映画を観るかは息子に決定権があります。
私は1ヶ月以上前から『ゴジラ-1.0』を観たいと主張しているのですが、パッケージに怪獣が載っていないこともあってか、息子は全く興味を持ちません。
今回も息子が選んだのは違う映画でした。
1966年の作品です。時代を遡りまくっています。
◯今回観た映画:『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』 1966年 東宝
確かに、このポスターはかっこいいし、息子のチョイスもなかなか良い気がします。自分ではおそらく今後も選ぶことのないと思われる作品だったので、ありがたいです。
◯概要
前回、この時代のゴジラに近い『ゴジラvsガイガン』を観たのですが、それよりも昔の作品です。
ゴジラのフォルムは同じような感じだし、戦い方も同じような感じです。
◯ゴジラの鳴き声のミスマッチ感
前の記事でも書きましたが、この作品でもゴジラのフォルムは可愛らしいです。
しかも、平成のノシノシ歩くゴジラと違って動きが機敏です。
もはやピョンピョン飛び跳ねたり、手足をジタバタさせたりもして、戦っている間ですら可愛いです。
しかし、今回気づきました。
ゴジラの鳴き声だけはこのときから凶悪だということに。
たぶん幾分の修正は入っていると思うのですが、ゴジラのフォルムが50年以上の時を経て結構変わっているのに対し、
鳴き声はほとんど変わっていません。(たぶん)
鳴き声に関しては、平成ゴジラの方がマッチしていると思います。
そのイメージもあってか、今作のゴジラの可愛らしい雰囲気に対して、鳴き声ばかりが凶悪すぎて、ミスマッチ!!!
そのミスマッチ感もなんか面白くて、目が離せませんでした。
◯もはやプロレス
この前も思いましたが、戦いはもはやプロレスです。
まずもって平成以降のゴジラのような、恐怖感を覚えながら観るものではないように感じてしまいます。
個人的に気になるのは、当時これを観ていた人々は、どのような心境で観ていたのでしょうか。ゴジラの恐怖を感じながら観ていたのでしょうか。それとも、プロレスを見る感覚で観ていたのでしょうか。
1960年代の人と現代の人のそうした感覚に差はあったのか、ということの方が興味深いです。
◯エビラとの戦い
さて、エビラとの戦いですが、いろいろえげつない感じがしました。
おそらく現代ではあまり放映されなさそうな感じですね。
序盤からエビラは人間を串刺しにして食べてしまうし、
ゴジラはエビラの両腕をもぎ取ってしまうし。
よく息子は平然と観ているものです。
若干の不安を覚えながら二人で鑑賞しました。
うちの息子はエビラがけっこう気に入ったようです。
◯モスラの歌、おもろい!
今作で注目すべきは、なんといっても"モスラ”です。
今作のストーリーに果たしてモスラは必要だったのか、ということは最後まで疑問ではありましたが、モスラが良い味を出しています。
モスラといえば、歌で呼び起こされます。
平成モスラの「モスラの歌」はあまりにも有名ですね。
今作もインファント島に眠るモスラを住民が歌と踊りで起こすのですが、
その歌と踊りがなんとなくクセになります。
“ケチャ”を思い起こすような踊り(儀式?)と、なんとなく"モスラ”っていう言葉くらいしか印象に残らない歌。
特にインパクトのあるものではないのですが、なんとなくクセになるのです。
これはモスラ作品をすべてチェックしたくなります。どれか自分にピンとくるものが見つかるかもしれません。
現在は私の中では、平成版の「ゴジラvsモスラ」の「モスラの歌」がベストです。
そういった視点でゴジラ作品を観てみても面白いかもしれません。
そんなことを考えた作品でした!
最近では【読書のキロク】や【論文備忘録】よりも、ゴジラ作品の【勝手に映画感想】が一番気分を高揚させながら書いている気がします。
本noteの趣旨を見誤らないようにしつつ、自分の新たな楽しみを発見した高揚感を得つつ、これからも観ていきたいと思います。
なお、私は『ゴジラ-1.0』を観るまでに、Amazon Primeで見られるゴジラ作品に全て目を通すことになりそうな気がしてなりません。
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