モスラ最高、モスラ再考【勝手に映画感想】
こんばんは、"もっちゃん”です。
記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
週末はゴジラシリーズの映画をPrime Videoで観ることが習慣化してきています。
息子のゴジラへのハマり具合が尋常でなく、ゴジラに出てくる怪獣たちを始め、いろいろなことを覚えまくってしまっています。
何事にもゴジラを連想させて考えてしまう状態です。
先日、家族で群馬県にある富岡製糸場の見学に行きました。
世界遺産になってから、自分も行ったことがなかったので、話題作りも兼ねていってまいりました。
終始あまり興味がなさそうに見ていた子どもたちですが、息子がピタッと足を止めたコーナーがありました。
そうです。
ご想像の通り、「蚕の生体展示コーナー」です。
「モスラがいるよ!」
とつぶやきながら、5齢(繭をつくるちょっと前の幼虫)のところでずっと足を止め、観察していました。
しばらく滞在の後、帰って即見始めました。『ゴジラvsモスラ』。
今回はそのキロクです。
◯今回観た映画:『ゴジラvsモスラ』1992年 東宝
以前もこの映画を観て記事を書きました。
当時はまだまだゴジラにハマりかけであった息子でした。
今回は違います。毎シーン大興奮しながら見ていました。
◯概要
改めて見てみると、平成ゴジラシリーズの中でも比較的完成度の高い作品のように思います。
無理のないストーリー展開とバトルシーンのバランスがとても良いと思います。
◯モスラと蚕について〜幼虫フォルム編〜
これまでゴジラについていろいろ書いてきました。
しかし、今回はスタートが訪れた“富岡製糸場の蚕”です。
少し今回はモスラについて書きたいと思います。
私はこれまで、モスラのモデルは蚕だと思っていました。
今回改めて見てみると、やはりそうではないかと思います。特に幼虫は。
色こそ蚕とモスラは異なるかもしれません。
しかし、動きやフォルムは蚕そっくりだと思います。
厳密に言えば、モスラの脱皮のようすとかは描かれることはなく、むしろモスラは最初から巨大な幼虫として誕生します。
他作品でも、モスラは最初から巨大です。
どうやって産卵が行われるのだろうか…。
というような現実的な話題は置いておきます。
個人的には幼虫モスラの魅力は、クリクリした目だと思っています。
以下では、モスラの目について少し書きたいと思います。
◯モスラと蚕について〜幼虫目編〜
蚕について、非常によくまとめてくださっているサイトがありましたので、ご紹介させていただきます。
湘南・鎌倉・三浦半島自然植物愛護連絡会 見る湘南知る鎌倉運営委員会が制作なさっているものになります。
ここで、蚕の目について、詳しく書かれていました。
蚕の目は、“片側6個の単眼”と書かれています。
あのみんなが目だと思っているところは、眼状紋と呼ばれる模様であったり、気門と呼ばれる虫が呼吸するところだったりします。
ひょっとして、モスラも実は目の設定まで非常に細かく、片側6個ずつあるのではないかと思って、今回見てみました。
んー…
見当たらない!
実は蚕がモデルではないのかもしれません。
というか、そこまでそもそも意識されていないのかもしれません。
ただ、なんとなくモスラが契機になって、蚕への興味が自分も少し沸いてきたようにも思います。
◯モスラと蚕について〜成虫編〜
成虫に関しては、もはやモスラと蚕はかけ離れていますね。
ここは別の蛾か何かがモデルになっていると思われます。
そもそも、蚕は飛べません。
富岡製糸場の説明でもありましたが、江戸時代に糸をたくさん吐くよう改良されて以降、飛べなくなってしまいました。
人工飼育の元、生糸の生産のためだけに生きる生物と言えるかもしれません。
それに対してモスラはアンチテーゼ的な存在なのかもしれません。
まぁもちろん蚕は鱗粉を振り撒いたりも目からビーム的なものも出ませんが。
モスラと蚕は成虫になると大きく異なるような姿形になってしまうし、全く異なる存在となってしまいます。
◯モスラと蚕について〜まとめ〜
とりあえず、今回はモスラと蚕の関係をイメージしながら記事を書いてみました。
モスラと蚕は本当に関係しているのでしょうか。
当初のイメージではモスラ=蚕でしたが、そうではないような気もしてきました。
むしろフォルムばかり見ていると、違うような気がします。
何か同様のことをお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいものです。
そんなことを考えた映画でした。
本当にどうでも良いことを書いてしまいました。
前回『ゴジラ-1.0』まで辿り着き、
ゴジラ週間は幕を閉じたかに思っていましたが、息子の中ではまだまだ序章のようでした。
次は『ゴジラvsキングコング』を見たいそうです。
少しずつ私もゴジラシリーズが楽しくなってきたので、もう少し私も見てみたいと思います。
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