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障害者雇用手取り30万+障害厚生年金2級もらってる就労移行支援サビ管のアカウントが復活していた件について

以前の炎上について

今回は障害者雇用で手取り30万円もらっていて、なおかつ障害厚生年金2級も取得しているという以前炎上したアカウントが復活していた件について話していきたいと思います。

以前の炎上では「炎上覚悟ですが」という前置きと共に、自身が就労移行支援施設のサービス管理責任者であり、手取り30万円もらっていること、また、障害厚生年金2級も受給していることをツイートして炎上していました。

精神障害者の平均手取りが10万円付近であるのに対して、手取り30万円となると上位1%くらいに入るのではないでしょうか。そうしたことをツイートすることによって、障害年金を受給できていない人や障害者雇用の低賃金で苦しんでいる人の反感を買うのは当たり前の話です。

そうした以前の炎上の結果、アカウントを消して逃げた訳ですが、コメント欄の返信では全く反省の意を示していなかったのはかなり多くの障害者の記憶に残るものだったと思います。

自身が障害年金を受給していることや、障害者雇用で恵まれた立場にあることを発信するのは別に悪いことではないのですが、炎上目的で障害者に対してヘイトが向くような発信をするのは見ている人はあまり良い気分にならないでしょう。

今回復活していたアカウントについて

さらに今回復活していたアカウントについては、以前炎上していたアカウントよりもさらに悪質な発信内容となっていました。アカウント名の段階で「障害年金2級で豪遊生活」と名乗り、発信内容も健常者よりも障害者の方が良い暮らしをしていることを自慢するようなものになっていました。

いくら障害者雇用で障害年金をもらっていても、健常者よりも恵まれた立場にあることは正直言ってあまりありえません。さらに、もし本当にそれが真実であっても、障害年金の原資が健常者の方達が稼いでくる賃金から天引きされる厚生年金から出されている以上、健常者を煽るような発信はしてはいけないものだと思います。

それなのに、いわゆる「障害年金神話」と呼ばれるもので、障害者は健常者よりも、賃金と障害年金を合わせると稼いでいる金額が大きいという話を吹聴するものであり、悪質と言わざるをえません。

しかも今回復活したアカウント名からも分かる通り、明らかに健常者がわを煽っていることが丸わかりなのです。

不登校や実家暮らしを煽って馬鹿にしている発言

また、不登校や実家暮らしを煽って馬鹿にしている発言も見受けられました。上のツイートにあるように、「不登校や独身実家暮らしのように親に甘えられるクズ」と言っています。

本来、不登校や独身実家暮らしは別に馬鹿にされるものではありません。不登校も精神疾患を患ってしまって、仕方がなく不登校になっているという人も多いのです。不登校の本人も好きで不登校になっているのではないはずです。

さらに、独身実家暮らしも、現代では珍しいものとなりましたが、一昔前までは親と一緒の家で暮らすことは別に普通のことでした。現代になって企業側が儲けるために「一人暮らしをして初めて一人前になる」という幻想を植え付けたゆえに一人暮らしが一般的になってきたのです。

発達障害の人は安楽死すべきという極端な優生思想

さらに問題なのは発達障害は安楽死すべきという思想を広めようとしていることです。これは優生思想につながるのであまりこうした発言をすべきではありません。もし本当に思っていたとしても自身の心の中だけにとどめておくべきことです。

このアカウントの中の人もADHDの当事者だと書いていますが、当事者だからと言って、発達障害の人は安楽死すべきなどという思想を撒き散らしていいはずがありません。

発達障害は現代という発達した知的社会に生まれてしまったがゆえに障害として認定されますが、昔はそこまで社会が発達していなかったので障害とはみなされていませんでした。

つまり発達障害は本人の問題と同時に社会環境の変化もその原因として問題視されているのです。何も発達障害を本人の問題だけにして、ましてや「安楽死すべき」などということを平気でいうのは憚られることでしょう。

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