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[新宿区]生活保護の申請におすすめの区、おすすめできない区[杉並区]

生活保護を受けるなら新宿区の理由

先日以下のようなツイートをしたら500いいねもの反応をいただいたので、ツイートの内容について補足して説明したいと思います。

まず生活保護を受けるには窓口で生活保護を申請する旨の意思表示をする必要がありますが、職員に水際作戦をされてしまうと、意思表示をしても申請を却下されてしまう恐れがあります。

それについて過去に争ったのがいわゆる新宿七夕訴訟です。以下の記事が参考になると思いますが、簡単にいうと、「ホームレスでも生活保護を受ける権利がある」ことが裁判によって明らかになった事件です。

新宿七夕訴訟というくらいですから、この事件は新宿区で起きました。なので新宿区の福祉課としては、その事件で痛い目を見たので、生活保護行政についてきちんとした対応をせざるを得なくなりました。

つまり、何の根拠もないのに水際作戦を行なって申請者の妨害をしたり、「他法他施策の優先」という言葉を使って生活保護の申請を却下したりすることができなくなったということです。

他にも生活保護行政についておそらくではありますが、上級行政庁から新宿区に対してそれなりの指導があったでしょうから、現在ではしっかりとした対応を行なっている可能性が高いと思います。

なので、生活保護を受給しようとこれから考えている人は新宿区で申請を行うことをお勧めします。

生活保護を申請すべき第2、第3候補の区

実は新宿区の他にも生活保護を申請すべき区があります。具体的には足立区や台東区などです。これらの区というのはそもそもの受給者がとても多いので、区の職員が生活保護行政について慣れているというメリットがあります。

ケースワーカーもそれなりの経験がある人がケースワークを行っている可能性が高いので、それらの受給者が多い区で申請するのも良いと思います。

また、多くの人が生活保護を受給しているということで、受給者の間でネットワークが形成されている可能性があります。基本的には生活保護を受ける場合は一人暮らしで生活するようになるのが普通でしょうから、受給者間のネットワークがあるというのは心強いかもしれません。

ただ、足立区は治安があまり良くないと言う事情もありますので、そこら辺も考えて申請する区を考えた方が良いと思います。

生活保護を申請しない方がよい区

生活保護を申請すべき区があれば申請しないほうがよい区もあります。それはまず杉並区です。杉並区は生活保護を受けている人の中では有名なほどひどい水際作戦が行われています。

やはり生活保護というと予算に関わって来ますから、その区の区長のキャラクターというのも多少反映されてきます。この記事が読まれている時点での杉並区の区長のキャラクターにもよりますが、水際作戦に逢いたくないのであれば杉並区で申請するのはやめた方がよいと思います。

また、家賃が高い区というのも考えものです。例えば中央区や港区がその代表例です。詳しい家賃は調べてもらえばわかりますが、東京23区内で生活保護を受給する場合は1級地の1という区分が適応されて、それに応じて家賃の上限が決められています。

その上限を超えているアパートなどに住んでいる場合は行政の方から、もっと家賃が安いところに引っ越すように指導が入ります。家賃の相場が高い区というのは、生活保護で許される家賃の中でいい部屋を見つけるのが難しくなりますから、避けておいた方が無難かもしれません。

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