
バルサvsソシエダ
こんにちは。
昨日までの寒波は落ち着き、ただ寒いけれど、晴れている天気に戻りました。
早く暖かくなるといいなぁ。
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今朝は、国王杯準々決勝、勝てば、ベスト4に進む重要な試合。
バルサホームでのカンプノウでの試合でした。
バルサは、クラシコ時と同じメンバーで、戦います。
ガビの可変型左WGで、中盤を厚くし、ボールを支配しながら、デンベレの個人技とレヴィの決定力に託すやり方です。
ソシエダは久保くんが先発、シルバ不在の中どこまでやれるのか、が見どころです。
試合は、前半からバルサペース。
バルサがボールを握り、デンベレが仕掛けて相手を崩し、チャンスメイクをしていきます。
ソシエダの守備もかたく、シュートもことごとくハズレ、前半は0−0に。
ソシエダはショートカウンターで一気に攻め込み、
久保くんのポスト直撃の惜しいシーンもありました。
前半の大きなトピックは、ソシエダのブライスメンデスのブスケツへのチャージでの一発レッド。
VAR介入があっての決断ですが、これは致し方ないでしょう。
後半は、11人対10人で戦えるとのことで、バルサにも余裕が出てきます。
ソシエダは、オヤルサバルを下げ、温存。
5−4のブロックをひき、カウンター狙いに徹底します。
スペースが中々ない中、後半10分もしないうちに、
右サイドバックのクンデが右WGのデンベレへスルーパス。
これをデンベレが見事なファーストタッチで相手を置き去りにし、
さらに、ニアに弾丸シュートを打ち込み、相手GKは弾くことしかできず、
ゴールに吸い込まれていき、バルサ、待望の先制点です。
これで、試合は落ち着くかと思うと、バルサに隙ができます。
ソシエダがボールを奪い、右サイドに流れていた久保が仕掛けます。
相手を抜く前に、GKとDFの間に弾丸クロス、これをセルロートは合わせるだけでしたが、ふかしてしまい、まさかの得点ならず。
その後も何度かチャンスは作りましたが、バルサの守備陣は固く、1−0で終了。
バルサは、ハフィーニャ、アンス、アロンソ、ケシエと投入し、追加点を狙いましたが、押し切れず。
ここでも課題は出てきました。
特に、最後のケシエは足でなくて、ダイビングヘッドで打ち抜けば、得点の可能性は高かった気がします。
ただ、内容は悪くはなかったので、勝利もできて、ベスト4進出です。
次回からホーム&アウェーなので、総力戦で、今回ベンチメンバーにも出番は来るでしょう。
フェラントーレスの復調、アンスの完全復活、ケシエのフィット。
ここら辺が直近のトピックであり、バルサの勝利への鍵でしょうか。
DFのクリステンセンは本当に素晴らしい補強となったなと思います。
クンデの補強も素晴らしいし、アラウホの契約延長も大きな可能性となります。
デンベレは凄まじい違いを見せつける選手で、
再来年で契約は切れると思うので、延長して、バルサのレジェンドに名を刻むくらい活躍をしてほしいなと思います。
問題児が成長して、恩師と出会い、バルサを低迷から抜け出させたら、デンベレは相当ファンに愛されると思います。
一時期は、出るだけで、スタンドからブーイングがきていましたが、
今朝の試合は交代時に、スタンディングオベーションでした。
デンベレの更なる成長が楽しみです。