たった一つのミス アーセナル冨安選手
こんにちは。
本日は風もおさまり、晴れて気持ちが良い天気ですね。
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アーセナルvsマンCの試合。
1−3での敗戦により、一試合未消化ですが、首位をアーセナル没落という結果になってしまいました。
ダイジェストしか見ていないので、なんとも言えないですが、冨安選手にはメンタル復活してほしいなと思います。
一失点目は、自他ともに認めざるを得ないミスでしょう。
私自身、過去高校3年間サイドバックとして経験し、幾度となくミスはしてきましたが、GKへのバックパスを回収されて失点したケースはなかったです。
アルテタ監督も7年間、冨安を見てきたが、初めてのことだと言ってました。
トップレベルのギリギリの緊張感ある試合であること、
久しぶりの先発であること、
マンCのハイプレスがハマったこと、
チームとして繋ぐ意識の徹底をし過ぎてしまったこと。
様々な要因がミスにつながってしまったと思います。
あの時のベストな選択は、サイドに蹴って、相手のスローインにすること。
もしくは大きく蹴り出すこと。
ボールが浮いた状態で、相手を背負い、相手も追いかけていたので、
「繋ぐ選択」は、難易度が高い選択でした。
今回のミスは、周りのコーチング不足と、アルテタ監督が大一番での起用をし過ぎたためもあると思います。
試合勘は、本当に出続けていないと掴めないものでもあり、10試合ぶり近くの先発だったと思いますが、長らく出していなかったのは、悪いことでしょう。
救いは、ミス後に、観客の冨安コールがあったそうで、その心強さは、素晴らしいものだと思います。
もちろん、チームメイトも誰一人として、彼を責める人はいないでしょう。
ウーデゴール選手みたいに、直接檄をくれる人もいます。
良いチームに入ったなと心から思います。
冨安選手が、CBだったらこんなミスはしないでしょう。
CBは、セーフティーファーストの選択が一番強いフィールプレーヤーです。
SBは、セーフティーファーストではあるのですが、「繋ぐ」ポゼッションのチームになると、
SBが、ゲームを作る、最初のパスを入れる選手となり、繋がないと怒られます。
私は高校時代そうでした。
相手のプレッシャーは激しくても、まず繋ぐ意識を持てと。
簡単にボールを失うなと。
CBの冨安選手があの時にいたら、簡単にボールを外に切っていたはずで、
SBの冨安選手だと、まず繋がなきゃという意識が勝ち、あの選択をしたのだと思います。
ベップ仕込みのプレッシャーは伊達ではなく、相当厳しいにもかかわらず、
難易度が高い選択をしてしまった。
あすこで、トラップして、キープしても悪くない選択だったと思います。
それで、ゴロでGKに返す。
後から分析はいくらでもできますが、
現場でプレーするというのは、外で見てもわからない要素が複数絡まり非常に難しいのでしょう。
ただ、ミスは、人を成長させます。
しかも、消極的にいった結果ではなく、積極的に行ったミスなので、
これからに期待です。
アシスト未遂の素晴らしいクロスも上げており、
試合全体では、かなり評価は高かったのではないでしょうか。
ですが、失点に絡むミスをしたDFは、残念ながら、評価は最低になります。
それは彼も覚悟の上でしょう。
守備の職に就くと、ミスは許されず、すれば一気に叩かれます。
攻撃の選手はいくら外しても、一点決めれば御の字です。
攻撃のほうが人気が高い職になるのは仕方ないことだなと思います。
ですが、私自身、中学まではMF、FWを、
高校からDFになり、守備の楽しさを知りました。
もっと守備の選手の地位が上がるためにも、
ここからさらに、冨安選手には成長をしてほしいです。
がんばれ!!