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思いやりのススメ

こんにちは。

本日もすっきりとした晴れ間が差しています。
気持ち良いですね。

映画weekということで、本日も映画の感想を。

「思いやりのすすめ」というアメリカの映画。

主人公は、介護士と筋ジストロフィーの少年。

家からもほとんど出たことない筋ジストロフィーの少年の夢は、テレビで見た世界一深い穴がある場所に行くこと。

介護士は、離婚を妻から言われるも2年以上断り続ける、訳ありな男。

その二人が、出会い、心を交わしながら、

時にぶつかりながら、少年を街に出し、新たな世界を見せてあげる友情と、愛情の物語。

物語を彩るのが、様々な背景。

少年は、シングルマザーで、父親は病気がわかると家を出ていくという最低野郎。

介護士は、作家を夢見ていたが、介護士の仕事につき、子供がいたが、事故で亡くしてしまう。

二人が旅に出てからは、二人の人をヒッチハイクする。

母親の死がきっかけで、家出をし、新たな地で人生をスタートしたいという21歳の女性。

車のトラブルで立ち往生していた妊婦。

この二人が物語をさらに面白い方向に進めてくれました。

また、少年の性格が良い具合に捻じ曲がり、冗談大好き、人を困らせるのが好きで、介護士を困らせ続けます。

とんでもない大きな事件が起きるとかではないのですが、見ていて、視聴者を飽きさせない物語のテンポと、出てくる人の温かみ、

そして、ラストのシーンは、今までの伏線回収じゃないけれど、とても爽快なシーンでした。

とっても素敵な映画だったので、ネットフリックス登録している人はぜひ。

友人の子供が筋ジストロフィーで、何度もその子供ともお会いしているので、親近感が湧く映画でした。

筋ジストロフィーは難病で、立つことはできないのはほとんどで、重いものだと20歳まで生きられる子も少ない、とても辛い病気ではあります。

未だ、治療薬がないとのことで、一時期は、筋ジストロフィーを子供に持つ家族のドキュメンタリー映画を広げることによって認知度を増やそうと動いていた時期もあります。

私は医者ではないので、何も直接的には何もできませんが、

「知り」

「理解し」

「知ってもらうための活動」

はできると思っています。

間接的ではありますが、少しは力になれたらなと。

家族の愛情も素晴らしいし、友との友情も素晴らしい。

見ず知らずの人と心を通わせることも素晴らしい。

映画の素晴らしさを教えてくれる映画でした。


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