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日本語英語を和訳して遊ぶ
communicationという
コトバを仕事柄よく使う。
こういうコトバはいつの間にか
日本語になってしまっているので
気にもしてないけど
実は「伝達」という意味だったりする。
しかし「伝達」は日本語の
「コミュニケーション」とは何か違う。
コミュニケーションはコミュニケーション
すでに和訳がいらないコトバに
なってしまっている。
なんか英語を盗んで日本語にしちゃったみたい。
こうなってくると、逆に
「ムリヤリ和訳ゲーム」なんてやりたくなる。
すでに日本語になっちゃってる英語を
無理やり和訳してみる。
缶コーヒーの「BOSS」だったら、
缶コーヒーの「大将」かな。
「親分」じゃ当たり前だし。
「社長」でも面白いな。
缶コーヒーはサラリーマン向けだから。
と言って「上司」だと急に飲みたくなくなる。
クラフトボスは「師匠」か?
いや、クラフトだから「親方」のが近いか。
「Dr.Pepper」。
知らない人も多いのかもしれないが、
すごく変な味の不思議な飲み物だ。
これなんかは和訳すると「コショー博士」。
とても飲み物とは思えないが、妙にカワイイ。
そういえば、
アラビアンナイトの「ひらけごま」って
英語だと「Open Sesame」なんだよね。
「なんだ。そのまんまじゃないか」って思うが
昔、和訳したヒトが、そのまんま訳したわけで、
今だったら、多分訳さないで
英語のままにしたのでは、と思う。
だけどムリヤリ和訳が逆にかわいい。
結果的に意味不明な呪文のコトバになっている。
しかしこの場合は訳しても訳さなくても
なんで「ごま」なのかよくわからんが。
日本語と英語がごっちゃになって
変なことになってる言葉はいっぱいあって、
「タンマ!」って今はあんまり言わないけど
あれ、元はTIMEだよね。
「ちょっとタイム!」ってのも昔は言った。
(待った、のまとたを逆にした説もあり)
うる星やつらに出てくる
「チェリー」っていう坊さんがいるんだが、
本名?が「錯乱坊」って言うんだよね。
高橋留美子はこういうのホントにうまい。
めぞん一刻で「マ・メゾン」と「豆蔵」を
間違えるって話もあったな。ああいうの、
思いついたときにメモってるのかな。
英語だろうが何だろうが適当に取り込んで
勝手にアレンジして普通に使う。
もともと自分ちのもんみたいな顔して・・
貪欲というか、貧乏性というか、
節操がないというか。
カレーもラーメンもみんなそうだ。
日本人ってオリジナリティのないとこが
オリジナルなんだよな。
コミュニケーションがうまいってことか?
そのわりにこの言葉を盗むまで
コミュニケーションに当たる言葉が
なかったってことだよな。
変なの。