戦略的引きこもり読書

この暑い日々の中、私は強い意志の下、戦略的に引きこもることにした。(春でも秋でも冬でも雨の日でも引きこもるけども

『蝉かえる』櫻田智也さん
を蝉の声を背にしながら、
エアコンの下、ページを捲るのはとても贅沢だ。

お供はアイスティ。
ルピシアのFleuriを水出しで。

なんとか賞を二つも受賞してる本だけど、警察や探偵ものではない。

淡々と進む不思議な話、ページを閉じそうだが言葉が美しいからか、何か気になるのか読み進めてしまう。
そして最後には胸にくるものがある。
人間の揺らぎや細部を文字にしてくれた作品だ。

関係ないが、蝉の声の聞き比べをするのがとても楽しい。YouTube様様。



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