ひとり旅でもなく、家族旅行でもなく、修学旅行でもない。地域に出会うことで、自分と出会う、そんな旅。
地域を旅する大学 さとのば大学が企画する2泊3日の地域留学プログラム「ラーニング・ジャーニー」。今紹介した言葉は、この旅に参加してくれた高校2年生が綴ってくれたものです。
自分の興味や心の揺れ動きが、自分と世界を繋いでくれる。
地域・ローカルには、あなたの心を動かす魅力が、ちりばめられています。
今年の夏には11地域を舞台にラーニング・ジャーニーを開催し、60人の高校生・大学生に参加していただきました。
地域でのさまざまな出会いを通して刺激を受け、昨日までの自分が持っていなかった視点、知らなかった自分に出会えるのが、ラーニング・ジャーニーの醍醐味です。
この旅では、出かける前の目線合わせや地域に飛び込む準備として「事前セッション」を、旅を終えた後に、旅の学びを言語化し対話する場として「事後セッション」をオンラインで実施しています。
旅をその時限りのものではなく、帰ってきた後も自分の新しい価値感や指針へと繋げられるように。
ローカルでの旅をきっかけに、自分が知らなかった自分にであう。そこでの学びが、明日からも生きていく自分の道しるべに変わる。
それこそが、ラーニング・ジャーニーの目的です。
…でも、実は「ローカル」は、東京の中にも。
今年の冬に開催予定の「ラーニング・ジャーニー」は、「東京をローカルの視点で観る」がテーマ。舞台は江戸川区・清澄白河です。
住宅地のなかに昔ながらの佇まいの商店街、古い寺院や小さな工場が入り混じり、アートギャラリーやブルーボトルコーヒーなどのコーヒー焙煎所、クラフト工房、ワイナリーなど個性豊かな専門店が点在しています。
まちの成り立ちは江戸時代。浮世絵、俳句、相撲、それに、水かけで知られる深川祭りや男装の麗人が闊歩する辰巳花街など、コミュニティでの交わりから新進気鋭のミックスカルチャーを生み出していくのは、土地のDNAかもしれません。
当たり前のように使っている「地方と都市」。でも実は、「地方と都市」という二元論では語れない、多様な切り口とグラデーションが "まち" にはあります。
実際に "まち" を見て感じることは人それぞれ。ただ観光をして名所を見るだけでなく、抱いた感想を持ち寄り、参加者と一緒に互いの視点を共有しあえることも、この旅ならではです。
東京のローカルを、いつもと違った視点で眺め、旅と対話を通じて、いままで気づかなかった自分の視点や価値観に出逢ってみませんか?
「自分はどんな "まち" が好きなのか?」そして「自分はどんなことに惹かれるのか?」という問いに、もう一歩解像度の高い答えを持てるようになるのかもしれません。
伊藤 薫さん(株式会社イールー)
清澄白河の旅を案内してくれるのは、現在、新潟県糸魚川市と東京で二拠点生活を送る伊藤薫さん。株式会社イールー代表として、コミュニティを旅する体験プログラムTreckTreck、くらしの不思議を探るSTEAM学習体験プログラムTinkeringBase、糸魚川市・駅北広場キターレ運営などを手掛けています。
「旅人と地域の営みをつなぎ、双方のくらしを豊かにすることを目指している」という伊藤さんならではの視点で、清澄白河を歩いてみませんか。
まずは旅の説明会へ参加してみませんか?参加を迷っているひとも、参加したいけれど不安なことがある方も。気になるプログラム内容や事前準備など、ぜひこの時間に聞いてくださいね。
今回の旅は、「地域を旅する大学 さとのば大学」が主催しています。
「さとのば大学」とは、キャンパスを持たず、地域に暮らしながら実践するプロジェクト学習に主軸を置く新しいスタイルの市民大学です。
地域留学しながら、全国各地の在校生や地域共創領域のトップランナーである講師たちと繋がるオンラインコミュニケーションを組み合わせることで、地域での学びを着実に身に着け、自分自身の「やってみたい!」を少しずつ社会の中で形にしていきます。
今回のラーニング・ジャーニーは、さとのば大学のプログラムをぎゅっと凝縮した1泊2日のお試し体験です。さとのば大学に興味があって、まずは体験してみたい、という方にもおすすめです。
さとのば大学では、高校卒業後に1年ずつ地域留学をして4年間通う「旅する大学コース」の他に、10か月間の「ギャップイヤーコース」、8か月間の「マイフィールドコース」も開講しています。
ぜひホームページからもチェックしてみてくださいね。
▼さとのば大学では、進学や転入を検討中の高校生・大学生や保護者様に向けた個別説明会を随時開催しています。
ご興味ある方は、以下のページをご参照ください。
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