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2016年11月の記事一覧
もう君のことを考えるだけで幸せになれない
正しい質量と温度をください
空気が冷えて笑顔が割れるよ
作り笑いだけ上手くなったねって
私が得たものはそれだけ?
太陽みたいになれない
あたしはいつも猫の目みたいな三日月
いたずらに
好きですと言うことも
ためらうほど
君は必死に生きてるから困る
この街のどこかの窓から
朝焼けを一緒にみられたら
静寂を破り
沈黙を守り
世界を捨てよう、あたしと
月光降り注ぐ夜
君を好きですと言いたい気持ちでいっぱい
月から散る、銀色の粉を辿って
私を探して
正しい理由や根拠なんてなくても許されたい
不純な動機に突き動かされて間違えたいよ
君のせいで、君と
君等の青春を少しも残さずに飲み干して
信心深い彼女たちは永遠を誓う
おめでとう
君等の勝ちだ
捧げられた愛を飴玉のように舐めながら
肥えていく、自尊心
暴走するのは時間の問題
君の代わりに泣いて
君の代わりに軽口を叩き
君の代わりにだらしなく暮らすよ
いつか迎えに来てね
かっこいい車じゃなくていい
ちゃんとした髪じゃなくていい
君が生きれば生きるほど苦しい
みんなに愛されようなんて狡い
あの窓の中に君がいることを誰にも教えたくない
できるだけ未来から目を背け
10年後なんて存在しないふりをして
今だけを見つめている
思慮深きあたしは
見えるはずのすべてを無視して
見えないものばかり気にしている
欲深きあたしは
実在するはずのすべてを欲しがり
まだ分からない何かを犠牲にしている?
その顔は素敵ね、
天才的な君ですら努力無しで生きられないと言う
四六時中祈っていられた時代
難しいことを知る前にはもう戻れない
負けられない戦いがいくつも、いくつも
夢から覚めても、夢の中でも
浅い呼吸を繰り返し
ここがどこか分からないから止まれない
張りつめて、積み上げて、ここまで来たの、やっと
風船を針で割くように優しくしないで
全部霧になって消えてしまうわ
この街で、間違いなく
あたし頑張ってるでしょ
かってなことばかり言われながら
嫉妬や冷たい思惑に晒されながら
この街で、柄にもなく
あたし頑張ってるの
毎日時間を使い切りながら
いいように使われてあげてる
仕方ないことなんて何もないはずだった
ここは仕方のないことだらけですね
未必の故意か未必の恋か
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