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オープンして半年が経ちました。【バー日記"恵比寿の一隅から" #1】

恵比寿の片隅に赤い扉の小さなバーを開いたのは2024年4月6日。

3月の中旬からオペレーションの練習のためにあけていたのだけど、正式なオープン日を4月6日にしたのは、ちょうどその日が一粒万倍日と大安が重なる「ダブル開運日」だったから。

「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」って、「一粒の種が万倍にもなって実る」という日らしく、何かのスタートにはとてもいい日と言われてるんですね。

なんだか最近急に言われ始めた日な気がするけどどうなんだろう?

もともとそういう吉日とか厄日とか信じている方ではないのだけど、なんか「お店」って、神棚を祀ったり恵比寿様や大黒天を祀ったり熊手飾ったりするところ多いじゃないですか。

ボクも少しは縁起を担いだほうがいいかもしれない、と流されて、開店日をそこにしてみました。神棚すら祀ってないのだけど、なんとなく。


で、昨日が10月6日だったので、ちょうど丸半年経ったことになります。

半年経ってすこし慣れてきたので、「バー日記」を始めてみようかと思います。

バーでの日々のこと、本のこと、音楽のこと、アートのこと、ファンベースのこと、マーケティングや広告のこと、社会のこと、カラダのこと、人生のこと、季節の花のこと、お酒のこと、日本ワインのこと、友人のこと、恵比寿のことなど、エッセイ風に少しずつ書いていこうと思います。


ちなみに、ボクは「バー経営初心者」です。
ド素人です。
飲食業のアルバイトもやったことありません。

いくつかの株式会社やいくつかの一般社団法人、いくつかのコミュニティなどを経営・運営しながら、平日の夜、週5でカウンターに立っています。ワンオペです。

なんでそんな複雑かつ疲れそうな人生をやっているかは、バー開業顛末記に書きました。

病気がもともとの原因ですが、半年やっているうちに「すこし違うニュアンス」も入ってきました。日記のタイトルに「一隅(いちぐう)」という言葉を使っているのは、そういう想いもちょっと入っています。

とはいえ、すいません。
バー開業顛末記、まだ完結していませんw
⑥で止まっています。
開業のいろいろを忘れないうちに、連載完結しないとなぁ。



ということで、週に何本か、日記みたいな随筆みたいな書き物を、すこしずつ書いていきたいと思います。

よろしくお願いします。



ちなみに、バーは友人知人限定(同伴者はOK)で、住所もオープンにしていません。看板も出していません。

それは「通りすがりの酔客を入れたくない」という理由もありますが、「バーに来てくれたあなたを、ボクの友人知人にちゃんと紹介したいから」というのが一番の理由だったりします。
ボクがちゃんと紹介できる「ご縁がある方」だけ、来ていただいています。

バーの名前は「bar tsunag」。

大切な人たち、これから大切になる人たちを、ゆるりと「つなぐ」場でありたいと思っています。



「私は友人知人に入るのかなぁ?」「昔ちょっと話しただけだからもう覚えてないかもなぁ」「長年の読者は行けないのだろうか?」など心配される方もいらっしゃいますが、「ボクとなんかしらのご縁があれば大丈夫」です。

ただ、カウンターに並んだ友人知人にご紹介はしたいので、あなたとの「なんかしらのご縁」は事前にお教えください。たまたま読んだ、というご縁は難しいかもですが、長年読んでいただいたりならぜひぜひ。

ご連絡はメールでもメッセージでも結構です(スパムに入って気付かないことも多いので、返事がなければしつこくご連絡ください)。

というか、ご連絡いただかないと、お店の場所をお教えできませんw

よろしくお願いします。


古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。