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超時短スパイスカレーを、生活に取り入れてみる(4)〜アチャールとポリヤルを作ってみた(30分)


相変わらず週に4回ほど「超時短スパイスカレー」を作っている。

最近では、やっぱり「白菜のスパイスカレー」と、「キャベツのスパイスカレー」が好き。いまカブが買ってあるから次はカブだな。

※ いままでの「超時短スパイスカレー」のログはこちらにまとめてあります。


で、ふらふらとアマゾンを見ていたら、超時短にぴったしの本が出ているのに気がついた。

『南インド料理店総料理長が教える だいたい15分!本格インドカレー』

先月出たばかりのホヤホヤ。
しかも著者は、あの「エリックサウス」の料理長だ。


それにしてもだいたい15分〜!

まさにそれ!
ホントそこ!

と、題名だけで共感したので速攻でポチッ。

で、届いてからすぐ、うんうん、ほーほー、って読み進めて、ボクのやり方とは違う「基本のマサラを先に作っておく」というやり方を知った。

さっそく試してみたいのだけど、このマサラ、ミックススパイスの調合ではなく、先に玉ねぎやにんにくやショウガとスパイスを混ぜちゃうのね。

そういう意味では、焦げ茶色に炒めた玉ねぎ」がまだしばらく分あるので、もう少し後で試すことにした。来週とかな。


とはいえ、もう作る気満々になっていたので、今日はカレー以外の付け合わせを作ってみることにした。

基本は超時短。
凝った料理を作る気はさらさらない。
時間をかけず、さらっと出来るものでないと作らない。

ということで、いま冷蔵庫にある食材と、いろんな本のレシピを見比べて、「玉ねぎのアチャール」「キャベツのポリヤル」を作ってみることにした。

アチャールっつうのは、インドの漬物みたいなものね。
まぁ日本カレーにおける福神漬けみたいな立ち位置だろう。

ポリヤルっつうのは、野菜炒め、かな。
とりあえず家にキャベツがあったので、キャベツのを作ることにした。

ネットや本などを比較して、一番簡単そうなレシピ(←ここ大事)を選んでみた。

アチャールは、小宮山雄飛本。
ポリヤルは、ナイルレストラン本。



さて、お買い物。

家に野菜はほぼあったので、以下のふたつだけ、歩いて10分の成城石井で購入。ポリヤル用だ。

チャナダルはひよこ豆をひき割ったやつ。
ココナッツロングはケーキとかによく載ってるヤツだな。まさか自分が買う日が来ようとは。

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で、まずは「玉ねぎのアチャール」から。

レシピはこんな感じ。
作業時間は全部で数分だ(楽〜!)

玉ねぎのアチャール

材料(3〜4人分):
 玉ねぎ 1個
 レモンの絞り汁 大さじ1
 カイエンペッパー 小さじ1/2
 塩 ひとつまみ

超簡単。まぜるだけ。

まず玉ねぎは繊維に沿って薄くスライス
レシピでは1コと書いてあるけど、ポリヤルに1/4くらい使用するので、1/4を残して3/4をスライスした。

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カイエンペッパーを入れ、レモンの絞り汁を入れる(レモン半個ではちょっと多い)。
ターメリックも入れるレシピもある。

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混ぜる。
そんだけw

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で、出来上がりだ。

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うん、うまい。
スパイスカレーに合うよなー、これ。

カイエンペッパーをもう少し多めにしてもいいかも。
次回はターメリックも混ぜてみよう。



さて、次は「キャベツのポリヤル」。
というか準備は同時にしたのだけど。

レシピはこんな感じ。
作業時間は、玉ねぎのみじん切りとキャベツの千切りの時間を入れて15分くらい?

キャベツのポリヤル

材料(4人分):
 キャベツ 500g(半個)
 玉ねぎ 1/4個
 ニンニク 大1かけ
 チャナダル 小さじ2
 ココナッツロング 大さじ2
 サラダ油 大さじ2
 マスタードシード(ホール) 小さじ1
 ターメリック 小さじ1
 カイエンペッパー 小さじ1/3
 塩 小さじ1/2(+調味)
 

先に玉ねぎ1/4をみじん切り(フードプロセッサーでもいいけど、逆に洗うの面倒だったので切った)。
キャベツも半個をざくざくと千切り(適当)。
ニンニクもみじん切り。
ターメリックとカイエンペッパーと塩は先に小皿に混ぜておく。

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で、フライパンに油を入れて軽く温める。
レシピではサラダ油と書いてあったけど、ボクはココナッツオイルを使った。

温まったら、豆とマスタードシード(ホール)を入れて蓋をする。

パチパチと音がしてはねがおさまったら、玉ねぎとニンニクを加え、強めの中火でちゃっちゃか炒める。

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玉ねぎが色づいたら、ココナッツロングと、ターメリック・カイエンペッパー・塩を混ぜといたヤツを投入。さっと炒める。

この辺の火加減と時間がわからなかったけど、ま、適当でもそんなに失敗しないと大きく構えていいと思う。
ボクの場合、全体にターメリックが行き渡ったらだいたいオッケーとした。

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で、キャベツ投入
全体にからませる。

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ここで水を少量加えて「なじませる」とレシピには書いてある。
「なじまなければ水を足す」とも書いてある。

「んー、なじむ、ってなんだろな?」と思いながら少し水を入れてみる。

ただ、このままだとキャベツにターメリックの黄色がつかないので、キャベツに黄色が行き渡るように、という意味だと勝手に解釈し、水を適宜入れていく。

水は多めでも炒めて飛ばしちゃえばいいので、とにかくキャベツがかき混ぜやすいくらいまで入れ、強めの中火で蒸発させていった。

黄色が全体に陣地を広げ、水分もある程度飛んだところで、弱火にして蓋をする

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蓋をして数十秒おきくらいに見て、キャベツがいい感じに柔らかくなってたら、最後に塩で調味して出来上がり。

うん、初めてにしては、まぁまぁいい感じに出来たかな。
下ごしらえから炒め終わるまで全部で20分強か。

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シンプルな作り方なのに、予想より全然うまい。
つか、考えたら、今日の晩ご飯は「キャベツのスパイスカレー」だったw


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キャベツキャベツしちゃうけど、まぁキャベツは好きなのでいいや。


ということで、超時短スパイスカレー生活、少し付け合わせくらいまで進展しているぜよ、というお話。

自分でこうして作っていると、外食できないつらさ(アニサキス・アレルギー、と、新型コロナ騒ぎ、の両方で)が、自分の中であまりフィーチャーされず、精神的にホントに楽だ。

明日の朝はカブで作ってみよう。


そして、来週は「エリックサウス版 基本のマサラ」を作ってみる!


※ カレーのログはこちらにまとめてあります。



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さとなお(佐藤尚之)
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。