Day236:『自分を変える1つの習慣』
【本について】
タイトル:自分を変える1つの習慣
著者:ロリー・バーデン 出版社:ダイヤモンド社
■Q 自分を変えるたった1つの習慣とは
なぜ、新年の目標が実現しないのか?
■A セルフ・コントロール(習慣の力)/ 選択の問題
【WHY】(問題提起)
■世界中の95%の人たちはエスカレーターに乗っている=私たちはいつも近道を探している
■誰もが成功し、幸せになりたいと考えていながら、楽な方法ばかりを求め、どこかにエスカレーターがないか(努力せずに目的地へ自動的に上がれる装置)はないかと常に周りを見回している。しかし、楽な道を探すことで、私たちは悪い方向へ導かれてしまっている。
【WHAT】
■小さな「1つの習慣」が大きな結果を生む
・・・習慣の力にしたがって、日々の小さな判断を積み重ね「習慣の力」を養う
・・・成功は特別な才能や幸運によって得られるものではなく、誰もが当たり前に直面している「小さな選択」の積み重ねの結果
■「習慣の力」とは
1、私たちの心身の状態や経済状況などにかかわらず、必要な行動をとるための能力
・・一流の人とその他の人を隔てているもの
2、できる限り人生を楽にするための、もっとも簡単かつ最速の方法
ーメリットー
・何かに着手するときに、自分を信じられるようになる
・自由を作り出せる
■マインドセット
”階段を選ぶかエスカレーターを選ぶか”
●階段のマインドセット
●エスカレーターのマインドセット
【HOW】ー7つの法則ー
■犠牲:パラドックスの法則
・小さな選択の積み重ねこそが成功を呼ぶ
・「犠牲」を実践していくにつれて、それは次第に「楽」になる
・先に「頭金」を払うことで、豊かな未来がやってくる
・問い
↓
何もしないことで、あなたの人生から、本来は手にすることができるはずの喜びを奪っている
■決意:先行投資の法則
・今いる場所で全力を出し続ける
・先に「多く投資をする」と、後戻りを考えなくなる、自分で後戻りすることは選択肢にない状況をつくる
・何かに「多く投資」をすると、失敗を避けようとする力が強く働くようになる
・私たちは、「完璧な判断」をしようとすることにあまりにも多くの時間を費やしている
⇄本当に労力を注ぐべきなのは、自ら下した判断を正しいものにするために行動をし続けること
・チャンスを逃すコストは、失敗するコストより大きい
ー成功しない人ー
→いつも「私は〜をすべきか?」という疑問で頭を悩ませている
「すべきか」が習慣になってしまっている
「すべきか」から「いかに成し遂げるか」に切り替えることで、潜在意識が活性化する
■集中:拡大の法則
「思考の集中」をコントロールする
自分の求めていることが何かをはっきりを理解する
やる気がわかず、努力できないのは、「それに取り組む理由」を、心の底から理解できていないから
■言葉:創造の法則
思考を現実かする言葉の使い方
全てのものは「イメージ」から作られる
ビジョンを鮮明に描くほど、集中力は高まり、行動が促される
■計画:収穫の法則
適切なタイミングに2倍の努力をする
スケジュール鳥の行動ができる人が、成果を得る
「忙しい」「時間がない」というのは、自分を甘やかすこと。この言葉を口にした瞬間、工夫して時間を作り出すことを放棄しているから
■信念:長期的視点の法則
長い目で見れば失敗はプラスに変わる
今日1日という視点しかなければ、問題は大きくなる。永遠という視点に立場、問題は問題ではなくなる
今ここに心を奪われず、ベストを尽くすことに集中し、結果については必要以上思い悩まない
■行動:振り子の法則
何をなすべきかは知っている。行動にうつさないだけ
読んだ内容を頭で理解したつもりでいても、「行動」にうつさないのであれば、信じていることにならない
【重要な問い】
「馬鹿馬鹿しいほどのレベルの行動」を、何かを徹底して行っているか?そのために、どのような「犠牲」を払っているか?
【響いたメッセージ】
■「目標を必ず達成する」という決意を固めずに、「まだ確信が持てない」という状態のままでいることは、停滞ではなく、後退
■「良い講演者」と「偉大な講演者」との違いは1000回のスピーチを経験することだ
■答えはいつも、次に訪問する扉の後ろにある
■問題を無視すれば悪化する(問題はずっとあなたを追いかけてくる)、先送りした分だけ、代償を払うことになる
■人間の判断は、「その場でもっとも大きく作用している力」に影響される
■人生を楽にするためには、「いまこの場所で、困難から逃げずにすべきことをする」という「犠牲」が必要
■成功は借り物でしかない、成功は自分の持ち物にすることはできず、借りることしかできない。その賃貸契約は、毎日更新しなければならない、健康も富も幸福も、全ては永久的なものではない
■私たちは、わずかな時間、楽をしようとして行動を先延ばししたり、目先の楽しみを選んだりすることで、長期的に、大きな負債を抱えてしまう
■「思考は現実化する」しかし、思考はあくまでも「思考」重い腰をあげて行動しなければ、何も得られない。成功への本当の秘密は、「引き寄せ」ではなく「行動」
■成功者は、失敗者がやりたがらない行動をしている、成功者とは、目標を達成するために、面倒臭いことや気が進まないことでも、我慢して実行できる人である
■成功は、大きな決断の結果としてではなく、一見すると些細な「小さな習慣の積み重ね:によってもたらされる
■近道だらけの社会には、目に見えない多きなデメリットがある
何かをマスターするためには、1万時間の訓練が必要であり、それに置き換わる生まれつきの才能などない
■成功者は、問題に直面すると、それを乗り越えるべき逆境や障壁を受け止める、多くの困難に直面するほど、人間として成長できると知っている
■購入された書籍全体の70%は、一度も開かれることがない、私たちは読書をする代わりに要約を読もうとする。食生活を改善する代わりに、流行りのフィットネス機器を買おうとする。計画的にお金を使おうとするのではなく、宝くじをかい、クレジットカードの上限を増やそうとする。
【アクション】
自分の使命を全うすべく、やるべきことに全力で取り組むのみ!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?