6月30日「アインシュタイン記念日」 アインシュタイン150の言葉
\6月30日「アインシュタイン記念日」/
1905年(明治38年)の6月30日。アルベルト・アインシュタインが相対性理論に関する最初の論文「運動する物体の電気力学について」をドイツの物理雑誌『アナーレン・デル・フィジーク』に提出した日。2021年も半年が過ぎ、「夏越の祓え」節目の日に、に20世紀最大の天才と言われるアインシュタインの本を選びました。
【今日の読書旅】Day114
アインシュタイン150の言葉
ジェリー・メイヤー&ジョン・P .ホームズ 著 ディスカバー 1997年
この本は、アインシュタインの150の言葉がただただ紹介されている本です。
この本の中から、2021年下半期の生き方を考える上で、自分なりに心に留めておきたい言葉を、150個の中から7つ。
そして、各テーマから3つの言葉をセレクトしました。
「わたしにはよいアイデアが浮かびますが、他の人もそうです。ただ、わたしの場合、幸運だったのは、そのアイデアが受け入れられたということです」
「人間の真の価値は、おもに、自己からの解放の度合いによって決まる」
「大切なのは、疑問を持ち続けること」
「人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追求していくことです。わたしたちの内面的なバランス、そして、存在そのものが、そのことにかかっています。行動に現れる道徳だけが、人生に美と品位をもたらします」
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」
「知恵とは、学校で学べるものではなく、一生かけて身に付けるべきものです」
「年老いて腰が曲がったものには、死は解放としてやってきます。自分自身が年老いて、死を、最後には返さなければならぬ古い借金のようなものだと思うようになった今、つくづくそう感じています」
❶[3セレクト]
①わたし、そして、わたしのまわりの人について
「私は、1日100回は、自分に言い聞かせます。私の精神的ならびに物質でき生活は、他者の労働の上に成り立っているということを」
②人生について
「海は、形容し難い壮大な姿をしています。とりわけ、日が沈む瞬間は、そんな時、自分が自然に溶け込み、ひとつになるように感じます。そしていつも以上に、個人という存在の無意味さを感じるのです。それは幸せな気分です。」
③自然科学とその研究について
「わたしたちが体験しうる最も美しいものとは、神秘です。これが深の芸術と科学の源となります。これを知らず、もはや不思議に思ったり、驚きを感じたりできなくなった者は、死んだも同然です。」
❷[マイエピソード]
人間として生きる喜びも苦しみも、天才のアインシュタインも同じように味わっていたことにホッしてしまうのは私だけでしょうか?
当たり前に過ぎていく日常、自然や人とのつながりへの感謝がふつふつと沸いてくる本です。
5月に、「読書大全」出版記念特別セミナーに参加させていただいた際、BACH代表の幅允孝さんが、読書について『じぶんのなかに、ぬけない何かをさすために本を読む』とおっしゃていたのが、とてもとても印象的で、私は、幅さんのこの言葉が抜けないトゲになりました。
読書が苦手な人は、「アインシュタイン150の言葉」のように数分で偉人の言葉を拾える本を何度も読むことをお勧めします。
抜けないトゲを指すために。生きる指針を持ち続けるために。
❸[今日からのアクション]
早朝、夏越の大祓いへいってきたので、午後はマインドフルネス、夕方は、お香をたいて半年の振り返りをする。