脳を最適化すれば能力は2倍になる!仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法
✴︎365Days読書✴︎一Day41一
【今日の本】
脳を最適化すれば能力は2倍になる
仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法
樺沢紫苑 著 文響社 2017年
脳内物質のポテンシャルと引き出す「仕事術」と「生活習慣」とは
❶[3セレクト]
①人間の脳の仕組み
人間の行動は大きく分けて2つしかない。「快」刺激を求めるか「不快」刺激を避けるか。
「快」刺激を得た時には、ドーパミンとエンドルフィンが出る。これらは、学習力、想像力など脳の機能を大きく高めてくれるので、成功確率は飛躍的にアップする。逆に「不快」刺激を受けると、ノルアドレナリン、アドレナリンが分泌される。こちらは、集中力、瞬発力を高め「火事場の馬鹿力」と発揮してくれる。ただ、長期的に分泌しすぎると「コルチゾール」を高め、免疫力を下げて、心と体をズタズタにして、心と体の病の原因になる。
②人間の感情は脳内物質でつくられている
人間の脳の中には、数百億個もの神経細胞が存在し、それらは相互に複雑なネットワークを形成している。
神経細胞と神経細胞の接合部分には、「シナプス」と呼ばれるわずかな隙間がある。シナプス前膜からは「神経伝達物質」が分泌されており、シナプス後膜にはその神経伝達物質を受け取る「受容体」がある。つまり、神経伝達物質が受容体と結合することで、刺激が伝達される。
【代表的な脳内物質】
・ドーパミン
・ノルアドレナリン
・アドレナリン
・セロトニン
・メラトニン
・アセチルコリン
・エンドルフィン
この7つの脳内物質こそが、あなたのモチベーションや働き方を変え、あなたの人生まで変えてくれる奇跡の物質
③重要なのは「バランス」
脳内物質は「バランス」が重要。
ドーパミンとノルアドレナリンとセロトニンは、脳の主要な機能を担っている。ドーパミンは「快」を求め、ノルアドレナリンは「不快」を避け、セロトニンはそれらを調整している。
現代の日本の多くは、脳内物質のバランスが悪い状態にある。仕事のストレス、不規則な生活、睡眠不足、偏った食事。
こうした誤った生活習慣が、身体のみならず「脳」をむしばみ、脳内物質のバランスをおかしくし、極端に酷くなると種々の精神疾患を引き起こす。
+1:幸せは、私たちの「脳の中」にある
脳科学的に考えれば、「幸せは脳の中にある」と言える。
幸福は誰からもらうものではなく、どこから手に入れるものではない。脳の中に、幸福を発生させる物質が存在している。
「ドーパミン分泌=幸せ」「幸せになる方法=ドーパミンを出す方法」
【ドーパミンを分泌させる7つのステップ】
1、明確な「目標」を設定する
2、「目標を達成した自分」をイメージする
3、目標を繰り返し確認する
4、楽しみながら実行する
5、目標を達成したら、自分にご褒美を与える
6、すぐに「新しい高い目標」を設定する
7、「目標達成のプロセス」を繰り返す
❷[エピソード] プロセスを変える「北斗の拳仕事術」
北斗の拳は、圧倒的におもしろく、読者を引きつけるパワーを持っている。
その理由は、ドーパミン。ケンシロウは毎回毎回、村人を苦しめている小ボスを倒してく。
その倒し方がユニークで、
「北斗百裂拳」
「北斗柔破斬」
「北斗残悔拳」
敵役を倒す必殺技が毎回異なる。読者はどんな必殺技で倒すのかが気になって、作品の世界に引き込まれていく。
ドーパーミンはマンネリを嫌う。そして、「工夫」と「変化」を好む
❸[今日からのアクション]
ドーパミン、アドレナリン、エンドルフィン、アセチルコリン4つの脳内物質のバランスを保つ
まずは、それぞれの脳内物質を分泌をコントロールする方法を1つずつ実践する
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