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支持され、愛され、長く売れ続けるためには?「ファンベース」

【今日の読書】Day119

ファンベース
佐藤尚之 著 筑摩書房 2018年


”100人のお客様より1人の熱烈なファン”
”内の信頼が先”
”数ではなく好意”

マーケティングはこう変わる!「ファンベース」サスティナブルビジネス!
コアファンが売り上げの安定を生む


❶[3セレクト]

①「ファンベース」が必要な理由(3つの観点)


1、日本社会の変化→新規顧客減少、人口急減
2、超成熟市場→ウルトラ高齢
3、情報環境の変化→リーチが困難、毎分300時間分(12日分)の動画がアップされる


新規顧客獲得・短期的施策・単発施策は、難しい。


②「ファンベース」を中心とした全体構成3パターン


1、中長期ファンベース施策のみで構築する
・ファンを大切にし、LTVをあげ、ファンを増やしていく
・少数のコアファンを先に作る


2、短期・単発施策でファンをゼロから作っていくところから始める
・まず「ファンの入り口」まで来てもらう
・話題になったコンセプトを元にファンベース施策をする
・「受け皿」「ツール」「イベント」を用意
・デジタルに偏らず、つなげる施策を打っていく


3、中長期ファンベース施策を軸に、短期・単発施策を組み合わせていく(※これが一番!)

あらかじめ「ファンベース施策」を敷いておく
*中長期ファンベース施策を強化して「価値に対する好意」を資産化していく


【NPS】(効果指標:中長期的な積み上げを測る指標)
NPS:ネット・プロモーター・スコア
顧客ロイヤルティ、顧客の継続利用意向を知るための指標(ウィキペディア)

海外では、アップル、アマゾン、グーグル、Facebookなど、顧客志向を重視する起業で特に採用されるケースが多い。
アメリカ合衆国のフォーチュン500のうち、約30%が既にNPSを経営指標として採用している。


③ファンの支持を強くする3ヶ条

「共感」「愛着」「信頼」

「共感」:価値自体をアップ→「熱狂」
「愛着」:価値を変えがたいものに→「無二」
「信頼」:評価・評判のアップ→「応援」

「価値観」「価値」を全面に。


【不特定多数ではなく”コア”ファンに注力する必要性】

100人のコアファン→約153万人にリーチ
少数のコアファンを先に作る!

最大公約数的訴求から偏愛ポイントに絞った訴求へ!
初期は「偏愛」で!


❷[マイエピソード]

 先日、参加しているコミュニティの琵琶湖で開催された「ビジネスキャンプ」に参加しました。

そこで、持続可能なビジネス、競争優位性を保つためのストラテジーを学びました。「ファンベース」そして、「ビジネスキャンプ」共通している戦略のポイントは“地道” 

「ローマは1日にしてならず」を意識した日々の活動の重要性。


2018年頃までは、短期的なプロモーションから一時的な成功を収めていた企業や個人起業家がもてはやされていたけれど、これからはそれでは全くうまくいきそうにありません。


実際、うまくいっていない事例を多くききます。マーケットの変化を無視して、古いやり方に固執していれば、利益も信頼も、安心も何1つ得られない。
時代の変化に合致した施策を「行っているかいないか」「いかにはやくスタートするか」ということが、今まで以上に結果に多大な影響を与えそうです。


Q 価値を知っていただくには?まだ伝えていない価値は?
Q 長期持続するには?


❸[今日からのアクション]


価値観の発信、等身大の自分の発信、ファンミーティングを開催する
時間がかかることを積極的に選んで行い、積み上げる
時間をかけることを楽しむ
アナログも活用
価値に90点つけてくれる人にフォーカス!
(具体的なアクションは、戦術なので非公開)


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