見出し画像

わん共生活(わん友の流儀)#wan1

犬を飼い出した。
最初は、おっかなびっくりしながら犬の散歩デビューした。
作法に流儀に、どうなることやら、
ビクビクしながら、近所の主要公園に通い出す。

まず最初に家から道路に出た。
初歩マナーその①
犬が「おしっこ」したら水をかける。
ペットボトルの水シャワーも用意した。
初心者対策①
リードも譲渡センターの教え通りにダブルリードだ。
気を逸らす為のオヤツも持った。
犬より、こちらが緊張している。
急に吠えたらどうしよう。
犬の散歩、ワタクシ40年ぶりでございます!
当時の田舎道とはワケが違う、大東京の住宅地。
いざいかん!

最初のわん友への遭遇
「おはようございます!」
ビクついて、目線を上げると、
小型犬を散歩している爽やか中年男性に声をかけられた。
あれ、知り合いだっけか!誰だ、この人??
そんな事を自分の頭コンピューターに問い合わせするか否かで
爽やか中年男性は、立ち止まる事なく、お上品な小型犬を従えて去っていった。
ああ!
『犬同士は、挨拶するもんなんだ!』
一つ、ワン友流儀をゲットした!

そんな緊張した、犬散歩から数日が経ち、
広い主要公園に通い続けてみると
1人2人と、声をかけてもらう様になった。
「初めてでも大丈夫!大歓迎だよ!」と言ってもらえたり
しつけのアドバイスをもらったり、
犬の先輩達は、どうやらベテラン揃いである。

そうするうちに、朝に夕方に犬連れの集団に出くわす様になった。
どうやら、同じ位の時間帯で自然発生してしまうワン友集団らしい。
そんな時は、必ず、声をかけてくる首謀者がいて、
犬を撫で回しながら、
「お名前は?何歳ですか?」等と猫撫で声で集団に引き寄せてくる。
飼い犬は飼い犬で、初めて会う他のわんちゃん達に興味があるもんだから、
グイグイ集団の中に入っていくのである。
この犬集団の吸引力には、事前対策でもしない限りは逆らえない。
ここは、犬の流れに従うまでである。

この集団では、すぐにオヤツ交換会が始まる。
それぞれのわんちゃんに呼びかけて、いつの間にか、犬まみれになって、
オヤツを1匹1匹にあげていく。
〇〇ちゃんにもらったから、お返しをと、
エンドレスのオヤツ交換会の始まりである。
〇〇ちゃん〇〇ちゃんと、名前当てテストの様に、次から次へとワンコの名前を呼びかけ撫で回す。
そして、何回聞いても、わんちゃんの名前が覚えれない私。
致命傷である😭
『わんちゃんオヤツあげあげクラブが存在する』
二つ目のワン友流儀をゲットした。

後日談
オヤツ交換会は、やはり、好き嫌いがあり、
ダイエットしているワンちゃんもいれば、
特定のフードしか食べない子もいる。
だから、オヤツ交換はしないと決めている飼い主さんもいる。
現在の私は、オヤツ交換は基本的にはしない。
だが、オヤツをあげる事を楽しみにしている飼い主さんもいて、
我が愛犬も、その方に会うのを楽しみにしている。
その場合は、遠慮なく頂く様にしている。
お返しのオヤツは渡さないのだけれど。
こればっかりは、好き好きである。

何にしても、
我が愛犬を愛でて頂ける事は、本当に嬉しく、感謝しかない。
今日も、よきワン共ライフを!

いいなと思ったら応援しよう!