カフェの時間
以前よく行っていたカフェに久しぶりに行ってみた。電車を三つのりついでいく。
コロナ禍以来、足が遠のいていた。近所にいいカフェが見つかったこともあって、わざわざ電車にのるのが、大儀に思えた。
でも、プレヤッサという鶏肉のレモン煮が食べたくて、今日は電車にのった。
久しぶりのプレヤッサも、色の薄いコーヒーもよかった。
味覚や空間もたんのうしたが、なにより、時のながれを再発見した。日常とカフェの時間のながれはちがう。そして、カフェごとに時のながれ方がちがう。
これまでそのカフェですごした時間につみかさなる形で、今日の時間がながれる。