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つぶやく

とりあえず何かを呟いてみる。

その「とりあえず」には何があるんだろうか。

友達に内なる思いを知って欲しいから
社会に何かを発信してる自分が好きだから
周囲がハマっていることに乗り遅れないように
自分のことをどこかの誰かに知って欲しいから
まだ出会ってない誰かと出会いたいから

とりあえず呟いてどこかの誰かに発信をする
呟いて失敗をすると呟きをピタリと辞める
この「つぶやき」に正解など本当はないけれど
何が正解かを作ってしまう。 

世間の正解にピンポーンと当てて
一気に正しい人間になりたい 
とか
今まで誰もやったことのないことをやってみて
評価されたい
とか
自分のことを救ってくれたインフルエンサーのように
今度は私が誰かの救世主になりたい
とか

いろんな動機があって、その一つ一つが良いとか悪いとかではないけれど、
でも、一見すると明るく素晴らしいつぶやきに
寂しさや劣等感を感じるときがある。

つぶやき一つをそのまんまの意味で捉えるではなく
その人にとって何を意味するのか

想像して辿り着くのは結局「分からない」だけれど

せめて、明るくみせるつぶやきの裏を
想像して気づこうとする人でありたい

ただのエゴかもしれないが、
エゴでもやってみたいのです。

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