ムーンプランナー2023秋冬を振り返る
いよいよ春分後の新月が近づいてきて、切り替わりの時期に入ったので、私も今期の振り返りというものをここに置いておこうと思います。個人的な記録なので、他の人の参考にはならないと思うけど。ごめんね。
しかしもう齢○歳にしてつくづく実感したのですが、私はこの「振り返り」というやつが思考からすっぽ抜けてることが多いです。PDCAの、PDAは得意だけど、Cが全然抜けてる人。苦手とかキライとかいう以前に、「抜ける」。よほど気をつけないと、振り返りません。
これは、私が未完了・手を付けてないという存在にすごく引っ張られるタイプなので、完了したり手を付けたりしたものへの意識に向ける注意資源がごそっと削られてるのだと思います。なので、正直過去の記録とか日記とかムーンプランナーとかも、見直さずに放置されてることが多いです。そして積み上がっていく物理的物体が全部ゴミに見えてきてすごいテンションが下がる(笑)。
ここをもうちょい何とかするためにも、書くぞこのnoteを。
やってみてよかったこと
バックヤードを少しだが片付けた
押し入れ的なエリアが魔窟になっていたのを整理して、何があるかがはっきりしました。手放したものもそこそこ。まだこれでよしと思える段階には至ってないのですが、あるものがわかってきたのは収穫です。本を買う冊数を5冊に絞った
活字中毒ですぐ本を買うので、今期は意識的に本を買うのを控えてみました。もともと図書館ヘビーユーザーということもあり、意外と何とかなりました。そして本は、読む瞬間に買わないと積むな……と実感。
とはいえ不便は不便だったので、来期も制限するか、あるいは冊数を増やすかはまだ未定です。サブスクリプションサービスを減らした
音楽や動画には興味がないのでその手のは契約してなかったのですが、いくつかユーティリティ系のアプリのサブスクを解除しました。
どれも性能には全く不満がなく、私がお金をザクザク稼ぐタイプだったらずっと契約してたと思います。単に、バリバリ働く訳でもない私には過ぎた性能だったな……というのを理解したというか(笑)。春に着る服は決まった
いわゆる自問自答ファッションの「制服」が、春については固まったと言っていいかと思います。後日またこれについては書きます。鉛筆の使用を再開した
もともと普段使う筆記用具は万年筆なのですが、ムーンプランナーさんの紙質とちょっと相性のよくないインクを使っているので、万年筆での書き込みがうまくいかなくて。
なので鉛筆で書き込むようにしたのですが、書く感触が気持ちよくて、思っていた以上に快適でした。毎日あったことを走り書きで残すようにした
手書きではなくアプリの「DayOne」というものを使っています。物理的物体が溜まらないので安らかな気分で残せる(笑)。ムーンプランナーには、こちらから転記することも多いです。
過去の振り返りを忘れるタイプなので、書いておかないとね。
行ってみたところ、よかったところ
周遊型謎解きは、今期12タイトルクリアし、1タイトル途中までプレイ中という状態です。
全体の完成度が高かったのは「もぐらのモールの美味しい配達員」
できあがったものの美しさと街の歴史の味わいを堪能したのは「大和ミュージアムと呉まち歩きの謎」
意外な探検気分を満喫できたのは「彩り電車と思い出の宝探し」
という感じでした。つれあいの軽鴨の君に連れていってもらえたレストランで印象深かったのは、青山のレフェルヴェソンス、名古屋のレミニセンス、同じく名古屋のピッサヌローク(6月から東京神保町に移転するということで楽しみ)、神楽坂のルセリエ(シェフの高原さんの料理が好きなのです)など。
カフェは、表参道の茶茶の間さん、練馬のSANKODOさんなどに行っていました。阿佐ケ谷の茶とあんさんも好きなのですが、今期行けてないので来期行きたい……。
手に入れてよかったもの
晴雨兼用折りたたみ傘
https://www.komiyakasa.jp/product/amairo558/
小宮商店さんの「あまいろ」のピスタチオカラーを購入しました。アウトレット品がたまたまあったのでそちらを購入。アウトレットと言っても正直素人目には何が悪いのかがさっぱりわかりません……(笑)。
折りたたみ傘、なかなか気に入るものがなく、気に入らないせいなのか壊したり無くしたりが続いたので、半年間リサーチしてそれこそ「試着の旅」しまくってやっとめぐりあえました。小宮商店さんは修理もしてくれるので、雑な私も安心だ。
ただアウトレット品でさえお安いものではなく、無くしたら血反吐が出るので、AirTagをつけます(笑)。折敷
https://hijiriyama.com/products/
土井善晴さんが折敷の使用を薦めていたので。漆塗りのもいいですが、こういう木目だけの美しさが好きなのです。木が好き。
積み残し・あまりうまくいかなかったこと
本を買う冊数を絞ったのと同時に、「1冊の本を1ヶ月かけて読み尽くす」的なやつをやってみるかと思ったのですが、あんまりうまくいきませんでした。
構えて「この本から良きものを絞り取ってやるぞ!」みたいな力の入った読み方になってしまって、かえってうまく読み取れない感じです。
もともと、これはと思う本は何回でも読み返すし折りに触れ思い出すし何なら暗記までしてしまう人間なので、意識的にやろうとしない方がいいのかな、と。なのでこれは来期は気にしないことにします。家の中のモノはもっと減らした方が、管理しなければならない要素が減って気分がよくなると感じているのですが、まだ多いですね。断捨離、ときめき、ロジカル整理、ミニマリズム、方法論や呼び方は何でもいいのですが、もうちょっとすっきりしたいです。でもこの件はここ数年ずっと引きずっているところなので、もう少し分析するか、あるいは抜本的な対策が必要なのかも。
入手したいと思ったもの、行ってみたいと思ったところは、かなり積み残しました。
まあもともと、この辺のことはオーバーキャパに積み気味なので、来期はもうちょっと絞り込んで、ひとつひとつちゃんと予算を作って貯金して日程を確保して……みたいな計画をした方がよさそうです。そうしないと、いつまでも「もしかしたら天から降ってくるかもしれない……!」的なマインドセットで積み残しそうである。
他にもムーンプランナー自体にはいっぱい書き込んだのですが、さすがにプライベートにもほどがある内容ばかりなので、この辺で。
やりたいことが進んだ進まないという要素もあるのですが、色々あっても静穏に過ごせたなというのが自分としては一番よかったところです。
今ぐらいの時分は、だいたい「来期」というものに意識が引っ張られ過ぎて無謀なことを考えがちなので、地に足付けつつ、ニーバーの祈りを唱えながら、次の新月を待とうと思います。