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ふんわりと2024年の振り返り

 今年もあと10日ほどしかないそうです。
 あまり年による区切りをしていないタイプなので、全然実感がわかないのですが、noteさんが親切に「2024年の記録」を作ってくださったので、そうか……もうすぐ区切りなのか……と他人事のように考えていました。
 何となく、死ぬときもこんな感じで他人事のように「そうか……もう死ぬのか……全然実感ないけど……そうなのか……」みたいに思うのだろうか、などという空想が脳裏をよぎります。

★★★

「よく読まれた記事」というのは、昨年と同じように、周遊型謎解きの感想3本でした。昨年よりは、スキ!をもらえる回数が(誤差の範囲というくらいわずかですが)多かったので、多少誰かのお役に立っているといいなと思います。

 やはり、たくさんの人が関わるホビーにまつわる話は、たくさんの人の目に留まるということなのでしょうね。
 逆に、私という人間の感想をピンポイントに求める人はほとんどいないはずなので、この3本が(私が遊んだ周遊型謎解きの中では、ですが)今年の周遊型謎解きで遊んだ人が多かったタイトルと仮定してもよさそうです。
 なので当然といえば当然ですが、今年一番読まれた記事は↓だそうです。さすが地下謎。周遊型謎解きのTop of topである。2025年はぜひ復活してください。あんまり寒かったり暑かったりしない季節に(笑)。

★★★

 自問自答ファッションについては、ほぼ制服が固まったというか、基本的にシチュエーションごとに固定された服を着ていました。
 私は毎日洗濯するものの乾燥機を使わず、また洗濯は夜ではなく朝にする生活なので、洗い替えが必要で1シチュエーション1着とはいかなかったのですが、大体2着のローテーションです。
(あまり連続して外出しないので、「きちんとした外出着」は1着)

 上記でとりあげた桜染めのパンツは、春夏秋と着続け、冬になった今も着ています。下に厚手のレギンスとか履けば大丈夫でした。ダーニングも及ばないほどに破れない限りは着られそう。たぶん来年も着るでしょう。
 これのほかに2,3のボトムスをローテーションで今年は過ごしました。

 靴についてはずいぶん前に「これだけ」と定まっており、今年もずっとそうでした。安心。
 残念ながら、トップスについてはまだ「これだな」というものに巡り合っていない感覚が強いです。来年はトップスを探す旅になりそうです。

 ムーンプランナーさん界隈は、ウィッシュリストにまつわるあれこれで、特に後半大盛り上がりでした。
 ですが私自身は正直、今年ウィッシュリストでカチッとはまる感覚を見出せてない……というか、ウィッシュに限らず、この一年は外から見えないところで「吸い込み穴に気力が吸われていく」「やりたいことをやっても気力が戻らない(別に義務とか強制とかで「やりたい訳でもないことをやらされている」訳でもないのに)」という気分でした。
 表層的には、やりたいことはたくさんあるのですが、ひとつひとつを前にした時に「そんなにやりたいか……?」という疑問が出てくる始末。
 何かもうちょっと違う角度で分析する必要があるのかも知れない、とちょっと考えてしまっているところです。

★★★

 本に関するものとしては、「名刺代わりの12冊」というテーマで、自分という人間が近しく感じる、重要に感じる本を取り上げるのをメインにしていましたが、まだ書き終わっていません。来年3月くらいまでには書き終えるつもり。

 でも、それ以外の「友人との読書会で読んだ本」「たまたま見かけて読んだ本」の感想の方がよく読まれているような気もします(笑)。そんなものです。

★★★

 noteに書いていない個人的な話としては、バーミキュラライスポットや昇降デスクFlexispotを購入しました。使ってみたところ、どちらもとても満足しています。もうちょっと使ってみないと、長い目で見た上での「良さ」はわからないのですが、もしかしたらこのまま日常の一部というか、「しっくりなじんで昔から一緒だったような錯覚を覚える」道具になってくれるかもなと思っています。
 他には、最近会えていなかった人も含めて、友人とはかなり会う頻度が増えましたし、実家の家族にも会う回数が増えたので、意外と私生活は充実していた、と言えるかも知れません。

 あと、今年中に、Twitter、じゃないXをやめることにしました。もとからあまり性に合っていないところがあったのですが、今はもう全然見なくなってnoteやFF11のプレイ記録ブログの更新報告くらいにしか使っていなかったし、イーロン・マスク氏にこれ以上つきあうのもうんざりしてきたので。
 後継のSNSも特にやる予定もないのですが、必要になったらどこかにアカウントを作るかも知れません。もっともnoteもSNSみたいなもんですが……。

……といったところで、今年も暮れていきます。
 私は去年の終わりに、

こんな風にのんきに文章を書いていられるのは、とても恵まれていることです。来年は少しでもそういう境遇の人が増えますように、世界がそうなるように自分にできることが見つかりますように

慌ただしく2023年の振り返り

などと、まさにのんきに書いていましたが、祈りもむなしく、今年は去年にも増して「そういう境遇」の人は減ってしまったような気がします。そして自分はそれを減らすために何もできなかったどころか、むしろ増やしている方に加担してしまっているではないかとすら、感じることもあります。
 自分が知っている世界は徐々に押しやられ、私が望まない、あるいは私の居場所はあまりない世界がやって来るのかも知れないという予感を覚えつつも、ヒヨドリがにぎやかに鳴き交わす空を見上げていると、自然の大きな流れの中ではそれも「澱みに浮かぶ泡沫」でしかないのだろうと思います。
 これを読むあなたに日の光のように幸せが降り注ぎますように、これを読んでいない全ての人に月の光のように幸せが降り注ぎますように。
 よいお年を。

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