『ない』ものばかりに囚われていたことに気がついた

私は最近、脳と心の学びをしています。

この学びはひたすら自分と向き合い、自分の最高とは何かに気づいてオーダーしていく感じなのですが、ここでまず最初にするのが現実(事実)を見る力を養うことです。

木を見て「海がないな」と言う人がいる

最初は何のことかわからなかったけど、

●友達と旅行に来てるのに昨夜の彼との別れ話で頭がいっぱいで旅行を楽しめない
●出会いの場にいるのに、どうせ自分は誰にも相手にされないと思っている
●褒められてるのにもっと優秀な人いるからそんなことないと否定

今ここにあるものを無視している状態。ないものばかりに意識がある状態のことでした。

自分が持っているものを認識できず、「ない」と決めつけて現実を見ていると、現実は何も変わらない。
だから、ちゃんと事実を認識すること。
事実を認識して、この事実は何を叶えているのか?そこに自分の設定が見えてきます。

パートナーがいない←事実はなに?

私はパートナーがいない現実にずっといます。
ただ、「ない」だと事実ではないので、今あるものは何か?で見ると『私は独り身である』と認識し直しました。
独り身によって何を叶えているんだろうと考えると、いろいろと独り身メリットが出てきたので、その設定を変えるという繰り返しをしています。(ここの詳細は割愛)

ただ、最近私はとある事実に気がつきました。
私にはここ3年くらい毎週のように会っている男性がいます(空白期間もあるけど)
この男性の存在を認識していなかったのです。

もちろん存在はわかってるし、恋人でもないのですが、パートナーとは何かを考えたときに、1番それに近い存在の彼をどうして認識できなかったのか?ないものとしていたのか?

彼を透明人間扱いしていた理由を考えていったら、それは私が自分自身を透明人間扱いしていたからでした。

ずっと、自分の存在が薄く、ここにいるのにいないような感覚を持っていました。
友達といても会社にいても、私はここにいるのに外側の世界を見てるようで現実味がなかった。変なことを言わないように場の空気を壊さないように生きてきた私は、ずっと自分自身をないものとして見てきていました。

やっと自分を存在を感じられるようになったとき、やっと少しずつ彼の存在を認識できるようになりました。

振り返れば、私は辛いことがあると彼に電話してしまい、そのたびに話を聞いてくれたり、私がコロナで心も身体も弱くなったときに電話したらなぐさめてくれたり、彼は彼で仕事で辛いことがあると「話聞いてほしい」と頼ってくれたり、、、過去に私が彼を拒絶したこともあったのに、それでも彼は諦めずに連絡し続け、今もそれは変わらずで、、そんな存在である彼を認識していなかったことに驚きました。

あぁ、やっと、自分はないものばかりを見て、欠乏感から追い求めていたのだと気づけました。

ちなみに、彼との関係は今でもパートナーではありません。
彼は恋人を作る気はないと言ってるし、私が恋人ほしいことも知っていて応援してくれています。

『ない』は比較

そもそも『ない』は比較から生まれます。
あの人は持ってるのに自分にはない、それに気づいて『ない』と思ってしまいます。
自分だけの存在なら、ないことに気づかないです。

自分にあるものを認識していく。これが自分軸を確立するのにとても大切なこと。

脳と心の学びは本当に奥が深い。

補足:ちなみにトップ画は、『何も入ってない』ではなく『器がある』です

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