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船でおさんぽ @浜名湖
3月にゆるゆると浜名湖・舘山寺へ1泊2日のプチ旅行をしてきました。
舘山寺にはお気に入りの餃子が買える中華屋さんがあり度々訪れるのだけど、今回はオット両親も一緒なので浜名湖の遊覧船に乗ってみることに。
初めてだけど、どんなだろう?
浜松市動物園・はままつフラワーパーク近くの「フラワーパーク港」から出港し(かんざんじ港乗り場もあり)、舘山寺航路周遊30分のコース。
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ロープ―ウェイは大草山展望台がある大草山まで行っていて、湖上を渡るロープウェイは日本でここだけのよう。
知らなかったー。
にしても、ここにも「恋人の聖地」があるらしい。
なんかそこらにあるね。笑
何年前だろう? このロープ―ウェイに乗ったことがあるけど、大草山になにがあったのか思い出せなくて、景色がよかったかな? くらいしか記憶がない。
HPをのぞくと、オルゴール館や、展望台から浜名湖をぐるりと360度見渡せたる景観が人気、とか、天気がいい日には富士山が見える、とある。
カリヨン(組鐘)も毎時00分に鳴るらしい。
東名高速道路を上から見下ろす、とか、富士山が見える、とか、夕陽がキレイ、って、ちょっと見てみたい気もするが、今回は遊覧船のみで。
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いざ、出航。
湖面でゆらゆらと待ち構えていたゆりかもめたちも、待ってました、とばかりに一斉に飛び立つ。
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なぜに、ゆりかもめが待ち、なのか?
どうやら、観覧船乗り場にゆりかもめのえさの「かっぱえびせん」が売っていて、船上で乗船者がほいほいと食べさせてくれるから、らしい。
「ゆりかもめにかっぱえびせんをあげるとすっごく楽しい!」
との口コミを見たので、自分も買ってみた。
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ガサガサとかっぱえびせんの袋を開け始める。
すると、こっちに向かって、びゅんびゅんと飛んでくる、ゆりかもめ。
え、なに、におうの?
赤い袋はおいしい、って覚えたの?
みんな真剣!
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ね、狙われてる…
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風に乗りながら、飛びながらのエサ取りなので、近づくだけで精一杯だったり、手にくちばしが届かないこともたびたびあり、差し出した手の上にあるかっぱえびせんをゲットするのは中々タイミングが難しいらしい。
手の周りを何度も行ったり来たり。
咥え方が甘くて、せっかくゲットできたのに落としてる子もいた。
おしいっ。
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これは、鳥好きだけど掌で食べられるのがたぶん怖いオット、が投げたかっぱえびせんをナイスキャッチしたゆりかもめ。
モンキーパークのように、猿がえさを手にすると他の猿から狙われ、襲われ、奪われる、キィィー、キィィー、ギャーー、という凶暴な争いはなく、何羽かで掌に近づくけれど、一番近い子以外は手前ですぅーっと身を引いている。
あぁ、平和。
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ゆりかもめってこんなに可愛いんだね。
もんのすごくかわいかったよ。
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ぱくっ。
んきゃーーーーー
かわいいぃーーーーーーーーっ
おじょうずーーーーーーーー!
もうね、ゆりかもめと戯れることに夢中で、景色はそっちのけ。
どこらへんを走っていたんだか、あまり覚えていないのですよ。
唯一覚えているのは、東名高速道路の浜名湖橋下を潜ったことで、橋を真下から見上げて、おぉーって一瞬テンションが上がって、
で、そこで風の流れが変わって、ゆりかもめがかっぱえびせんを取りにくくなったなー…
って、結局はゆりかもめ。笑
ま、ゆりかもめがかわいいかったから、いいっか。
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塩分の過剰摂取にならないかが心配
くりくりっとした目もかわいい。
ゆりかもめに何度も何度も食べてもらいたいっ、と思ってのエサ増し作戦で、かっぱえびせんを半分に折り1個ずつあげていたけど、一度にたくさんのかっぱえびせんを出すと、うわーーーってゆりかもめの集団が寄ってきて、あははは、うふふふ、とこんな風にシータ気分が味わえること間違いない。
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実は他の乗船者がやっていて、なんでそれに気づかなかったんだ! とうらやましく思ったが、気づいた時はもう時すでに遅しで、かっぱえびせんの袋は空っぽ。
船内で購入するにも、もう船着き場の近くにいたから断念。
「わぁ、すごーいっ」と横目で見つつ、「次回はそれ、私もやる。」と心に刻む。
ま、次回があれば、だけど。
うわーって、集団で食べてほしかったな。
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夜にお散歩がてら、プラプラとコンビニへ買い出しに。
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自動ドアが反応しないギリギリのところに佇んでいた
おりこうさんな猫さん
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丸々してるし、毛のツヤもいい。
コンビニの人たちと仲良しでごはんもらってるのかな?
それとも、まさかの、仕事終わり人間さんのお迎え、とか?
・・・ないか。
そのむかし職場の上に住んでいた時に、仕事終わりの時間になると、飼っていた猫が窓から覗いてきたり、踊り場でニャーニャー鳴き出したり、下までお迎えにきてくれたのを思い出す。
飼い始めた頃は全く鳴かなくて、声が出ないのかと心配してたくらいだったのにね。
賢くて、とても甘えん坊だった、ミル。
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翌日、舘山寺で大人気、という和菓子屋さんを知り、寄ってみる。
かなり並ぶ、と聞いていたけれど、平日の午前中だからなのか、さほど待たずにあっさり買えた。
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左から、苺大福(紅ほっぺ)、よもぎ団子(こしあん)、みたらし団子、よもぎ団子(つぶあん)、苺大福(章姫)。
あ、苺大福っていうのかな? 苺もち? いや、もう、いちごかも。
そのくらい、ほぼ苺。
苺と白餡が、餃子の皮みたいな薄~い餅にくるんと縦に巻いてきゅっと包んである「いちごの雫」。
みずみずしい苺とうっすら白餡で、あっさりとしているから何個でも食べれそう。
よもぎ団子も甘さ控えめのつぶあんがいい。
どれももっと買ってこればよかった。
あ、いや、これくらいがいいのか。
「いちごの雫」はいちごの季節のみの商品で、その他には梅の雫、みかん、シャインマスカットや巨峰など、その時期のフルーツを使った季節の大福などもあり、いつ伺っても美味しそうなものと出会えそう。
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軽めのランチ。
お腹がいっぱいなはずなのに、なぜか入ってしまう…、ふふふふふ。
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お店の庭に、へんな子いた。
なにをしゃべってるんだろう?
おしまい。
ではでは、また。