【お布団ツアー】@山形① 滝、視界いっぱいに広がる
今回の旅は、2022年9月末に行った【お布団ツアー】@山形県。
47都道府県の47県目、ついに全国制覇となる『山形県』です。わーい。
ん? お布団ツアーって?
前回の46県目は、2022年7月に行った『愛媛県』でした。
今回の旅で、コジさん、なぐなぐさんにおしえてもらった「経県値」というアプリではこのようになりました。
このあとは黄色を赤色にしていくのだけど、宿泊はすれど、今後住むことは終の棲家を他県にする以外にはなさそうなので、とりあえずはあと黄色の4県に宿泊したらそこで点数はマックスなのかな。
あとは勝手に複数訪問点数とか作っちゃうとか? ふふふ。
さて、今回の山形県は、2泊3日の『日本の滝100選』と『日本100名城』の旅です。
記憶が危ういので、文章少な目でお送りしますよ。
(ねぇ、毎回こんな事言ってない?)
今回は小牧空港から山形県へ向かいます。
・午前9時15分 小牧空港発
北へ向かう飛行機は、途中で富士山が見えるから好きなんだよね。
とおく、遠くの方だけど富士山の頭が見えました。
まだ雪はないね。(2022年は9月30日に初冠雪でした)
・10時20分 山形空港着
「おいしい山形空港」、これからどんな美味しいものと出会えるのかなー。
うしー、さけー、そばー、くだものー、あとは… 芋煮? 玉こんにゃく? 鳥中華? 納豆? うーん、まだまだたくさんありそうね、楽しみっ!
レンタカーの受付カウンターで山形弁を抑えた口調のお姉さんに対応してもらい、本日の目的地「滑川大滝」のある米沢市へ向かいます。
車を走らせ、なんやかんやで1時間半。
お昼に米沢牛を食べる! はずだったのに、まさかの時間不足のため、『道の駅 米沢』で、ラーメンと米沢牛串をいただきました。
■「滑川大滝」<山形県米沢市> 76滝目/日本の滝100選
『道の駅 米沢』から車で約40分。
山形県の名瀑【滑川大滝】に到着。
滑川大滝は、2015年につり橋が老朽化で通行止めとなり(滝へ行くには川の中を歩いて渡るしかない)訪れずにいたのですが、つり橋の所有者である『滑川温泉宿 福島屋』さんが、「迫力ある滑川大滝を多くの方にまた見てもらいたい!」とクラウドファンディングを立ち上げたことで、2022年につり橋が再建され、7月に開通。そのおかげで今回滝へ向かうことができました。うれしい。
「福島屋」さんの受付で、駐車料金500円を支払います。
(私たちは滝用の駐車場がよくわからなかったので宿の駐車場に止めたけど、滝の駐車場に止めれば「通行料200円/人」で吊り橋が利用できるんじゃないのかな)
靴を持って長い廊下を進み、奥にある露天風呂出入口から出て、露天風呂の横を通ると、再建された滑川大滝入り口の吊り橋がありました。
・13時45分 滑川大滝へ向かう
樹で覆われ、ところどころ岩がゴロゴロしているた山道を20分ほど登ると、
大滝展望台に出ました。
落差80mあるので(これは一部)、かなりの迫力です。
観瀑台から滝つぼまでは、まず山道を下って行きますが、ここからの道は狭くて、急斜面で、一部わさわさと両側から伸びてくる木の枝を払いのけながら歩く。
数日前に雨が降ったのか、ところどころ少しぬかるんでもいる。
展望台まではサンダル以外のシューズ、スニーカーなどをお勧めしますが、そこから先に行かれる方は、登山靴や沢靴・長靴がいいかと思います。
観瀑台から下る事約20分で大滝沢に出ますが、あとほんの少し手前のところで、超急斜面というか、もうちっちゃな崖? のような、道じゃないだろ? な道が待ち構えていました。
ここが私にとっては今回の難所でして、信用していいの? 裏切られちゃう? と不安しかない樹の根っこを頼りにどうにか降りられたけど、根っこ細すぎ―! どこに足を置いたらいいのーーー? で、写真どころじゃなーい。
大滝沢に出てからは道がないので、滝へ向かって沢を上って行きます。
滑川大滝だけに滑りそうですが、常に流れているからか不思議と滑りませんでした。水量も多くなくて比較的歩きやすくて助かった。
でも、慎重に、慎重に。
ざぶざぶと水の中を歩くのって気持ちいい。
ちょうどよい深さところがあったので
滝に来たら『天然石のアクセサリーを洗う』の儀式をおこなう。
キレイな水の流れで浄化されてピカピカになるんだな、これが。
10分程ざぶざぶと沢を上り、大きな岩を超えると、滑川大滝の滝つぼに到着です。
どどーーーーん
視界いっぱいの滝を見上げて立ち尽くす、しかない。
岩肌を流れる水の音も心地よく、心に渦巻くのどす黒い煤や、頭の中のいらないモヤモヤも洗い流してくれるよう。
すっきり。
からっぽ。
言葉も出ない。
私たち以外に人がいなかったので、こんな大きな空間をひとりじめ。
秘境感たっぷり。
あぁ、人がこんなにも小さい。
「滑川大滝は」は、急斜面で、狭くて、邪魔な枝をかき分けての道のり、ざぶざぶと歩く沢上りも含め、雄大で美しいとても印象に残る滝でした。
滝つぼのあたりには、滑りやすい石やグラグラする石もあったので、お気をつけて。
往復2時間、スタートの吊り橋が見えてきました。
滑川温泉はすべてが源泉かけ流しで、秘湯。そして次はまたいつ来られるのかわからないので、是非ともちゃっぷんと浸かりたいっ!
のですが、如何せん今日はまだまだ走らないといけないので、秘湯の温泉さん、さようならです。ぐすん。いつか、また、ね。
・16時
これから本日の宿まで、200km以上の道を北上します。
途中で寄り道したいのだけど、
是非ともゴリゴリゴリとねじ込みたいところなのだけど、
時間は大丈夫かな?
できるかな?
ということで、つづきます。
次回はこちら