人と繋がる読書と音楽
私は音楽を結構真面目にやっていたのですが、人と交われないご時世になってから、一気にやる気が削がれてしまいました。音楽自体ももちろん好きですが、積極的に楽器を弾くモチベーションは音楽を通じてコミュニケーションをとることだったんだなあと、改めて気がつきました。
音楽の場合、長く色々なジャンルのコミュニティに入り浸ってきたので、自分の好みも深く知っていますし、どういう人とどの程度好みが合うか、好みが合う人を見つけるにはどこへ行けばいいか、好みが合わない人とどのように関わるべきか、などをある程度心得ているつもりです。
一方で、読書経験はまだまだ浅く、特に人と読書について語り合うことはほとんどしたことがありません。
意見を戦わせたことがないから臆病になる。特に私は結構素直に読んでしまうタイプで、著者の考え方に疑問や意見を持ちながら読めないので、何を読んでも「良いと思いました」という小学生のような感想で終わってしまいます。自分の意見を持たないため、人と本について語らう必要は無い…というか、できないと思っています。
でもここ最近、本ばかり読んでいると、流石に読んだ本の感想を少し言いたくなります。意見を述べるほどの大それた話ではなく、ぽろっと感想を伝える人が欲しい。
読書コミュニティというのが巷にはあるらしく、調べてみてはいるのですが、そうじゃないんだよなと。週に一回とか毎朝とかオンラインで集まって積極的に発表する、という感じではなく、私が求めているのは、そっと隣の人に教えてあげる感じ…。学校の休み時間に友達に「この本面白かったよー」っていう感じ。学生の時は勉強ばかりで全然本を読んでなかったんですけどね。
SNSも大袈裟なんです。noteも然り。でも一方的に発信できる気軽さからこの場所を選んでとりあえずは発表しています。ちょうどいい繋がりを見つけ出せるまで、noteを書き続けたいなと思っています。
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