小功を賞せざれば大功たたず
わずかでも功労はきちんと報奨してやらないと、なにをやっても報われないと張り合いをなくし、大きな功績を残そうとしなくなってしまうことをいう。
誰しも褒められれば、
良い気分になるのは
人の心理です。
だから、
せっかく何か
功績を立てた人には
それなりの報奨、
最低でも
それ相応の言葉を
かけることが必要です。
小さな気遣いが
励みとなって
当人の意欲を
増大させる
こともあります。
とはいえ、
下手に褒めると
増長してしまい、
「褒めれば餅かと思いつけあがる」
ということもあるから注意。
なにはともあれ、
状況に応じた
的確な気遣いは
欠かせないと
いうことでしょう。
他にも、こんな言葉があります。
「誉められて腹立つ者なし」(日本)
褒めることが
大切であるという
言葉があります。
欠点や失敗を叱るよりも、
長所を見つけて
褒めることで
人は成長します。
誰でも褒められると
嬉しいものです。
動物も同じです。
言葉が通じない動物にも
褒めることで
なつかせることが
できます。
犬のしつけには、
褒めたり、
おやつをあげたり、
愛情を注いだりといった
正の強化を
組み合わせて、
望ましい行動を
促すことがよくあります。
犬は飼い主からの承認と
注目を求める
社会的動物であるため、
褒めることは
トレーニングにおいて
強力なツールとなります。
犬が特定の
行動や振る舞いを
飼い主からの
肯定的なフィードバックと
関連付けることを
意味します。
犬が良い行動をしたときに
褒めることで、
その行動と
ポジティブな結果との
結びつきが強化され、
望ましい行動が
促されます。
犬はすぐに、
褒められたことと
その行動を関連付ける
ことを学び、
将来もその行動を
繰り返す可能性が
高くなるとされています。
褒めるトレーニングは、
一貫性とタイミングが
重要です。
褒めるときはすぐに、
強化したい行動に
直結するようにします。
子供たちも同じで、
少しの成功でも
褒めて伸ばして
あげたいものです。
大人同士も
褒め合うことで
円滑な人間関係が
築けます。
このことわざは
人間関係を良好に
するためにも
重要なこととされています。
しかし、こんな
「誉められて」
三段活用的な
言葉もあります。
「誉められて誉め倒しにあう」(日本)
ほめられるだけで、それに伴うことを何もしてもらえないということ。
「誉められて唐辛子を食う」(日本)
人におだてられて調子に乗り、あとで苦しむことのたとえ。
「誉める人には油断すな」(日本)
やたらとお世辞を言う人は、なにか下心があるから、
油断してはならないということ。
これらのことを
念頭に置きながら、
褒め言葉に
惑わされずに
慎重に行動することも
大切なことなのかもしれません。
しかしながら!
いつもnoteで
「好きボタン」を
押していただくご褒美は、
本当に毎日続ける
原動力になっている
のは確かなのです。
先日、3500回目の
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このような
小功を讃えてくださり
感謝しています!
ありがとうございました!
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